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【旅メモ】ふらっと九州一人旅:熊本編②

(2024年の言い訳:下書きのまま2年も放置してた記事が…!文章は書きあがっていて勿体ないのでここでアップしておきます。写真がスマホを機種変した際に一部行方不明になってしまっていたのでX(twitter)に載せたものを引用しています)

前回は熊本県立美術館で歌仙にお目通りしましたがその続きから。県立美術館を後にして熊本城に向かいます。

一日目:熊本の旅その2


熊本城ルートマップ(熊本城公式サイトより)

2022年7月時で熊本城は熊本地震からの復旧工事の影響で「特別公開」として見学ルートが定められています。左上の熊本県立美術館は二の丸のエリアなので、そこから二の丸広場を通って特別公開北口から北ルートでお城へ向かうことにしました。帰りは南ルート(遊歩道)から抜ければちょうど現状回れる範囲でお城を一めぐりできます。

天守閣に向かう途中では解体中の元太鼓櫓が目に入りました。
天守閣の前にある宇土櫓は築城当時の建物ですが、こちらは壁のヒビなど自身の傷跡が痛々しい…屋根は瓦の間から草が生えてきてしまっていました。でもこの様子も隠さず見せてくれるんだなあ…

県立美術館から北口までは5分10分くらい。
しかしいざ天守閣に入ろうとしたらチケットを買ったところで折り畳み傘じゃ太刀打ちできない熱帯のスコールみたいな土砂降りを食らってチケット売場のテントに一時避難させてもらう羽目になりました。
ほんとそこ以外に周りに屋根になりそうなところが全くなかったので…運がよかった…幸いにわか雨だったので落ち着き次第天守閣へ。

うおー近くで見るとカッコイイなー!!

天守閣の中は歴史博物館になっています。こちらも最近リニューアルされてピカピカ!熊本城の歴史が戦国時代から近代、現代までとても丁寧に紹介されていて、VRなどの仕掛けもあってとても楽しめました。ついじっくり見すぎて2時間以上かかってしまった…(この日は夜間延長開館期間だったので助かった)

そういえば熊本城、西南戦争の激戦地でしたよね。
私は推し刀剣男士が陸奥守なので幕末明治周りについ反応しがちなんですが…

西南戦争で熊本城に籠城した新政府軍指揮官=谷干城
谷ーーーー!そうだったーーーー!!

あの、うん、谷氏に関しては
「土佐藩士で坂本龍馬を厚く信奉しており近江屋事件で坂本龍馬が殺されたのは『絶対犯人は新選組!』強硬派」(なお実際は犯人は新選組ではない説のが濃厚)だったため新選組の近藤さんが捕まった際切腹を許さず斬首で亡くなる原因になった」
という件がありまして…うん、ちょっと色々と(色々と)思い入れが…
彼の名前がすごい連呼されててなんか妙にソワソワしました。

しかし熊本城の戦いにおける薩摩軍側と新政府軍側の動きがリアルタイム動画実況スタイルで紹介されていたり、解説もどれも丁寧でとてもわかりやすかったです。写真OKだったのでその辺の資料いっぱい撮影しちゃった…
あと谷氏と共に副官として新政府軍側で戦ってた人の中に笹貫くんの元主・樺山氏の名前を見つけてあっ…となるなど。

こういうちょっとしたとこで知識の繋がりを感じられるのは刀剣乱舞のおかげってところが大きいのでありがたいです。

西南戦争って本当の意味での武士の時代、刀の時代の終わりの戦いって位置づけな気がするので、いつか回想かメディアミックスで紹介される機会もあるのかな。あったら確実にしんどいのはわかる。

こちらは天守閣からの景色。阿蘇山まで見えました!次に熊本行くことあったら阿蘇の方も行ってみたいなあ…

さて、天守閣を降りて南ルートから帰路につきます…とその前に道すがら行きたいところがありました。

「暗り通路」!

刀剣乱舞の特命調査イベント「慶長熊本」のメインダンジョンになってたところですね!

リアル暗り通路探索写真!(お伴機能の有効活用)
しかしリアル暗り通路全然「暗り」じゃなかったですね(笑)
これなら提灯いらないな…

なお南ルートは遊歩道(木製なのが素敵)でとても歩きやすかったんですが、いかんせん距離が長くてなかなか体力使いました。最寄りの電停に通じる道まで20分近く歩いていた気がする…これから行かれる方は体力と時間に余裕をもって、歩きやすい恰好をお勧めします!

なお思った以上に熊本城で時間を使っていたため、熊本駅に戻ってきたのは18時半。博多に戻る新幹線は19時発。
30分で晩御飯食べていくには余裕がなさ過ぎたので諦めました…
小腹が空いたのでいきなり団子とお土産とお酒()買って熊本を後にしました。

さらば熊本!また遊びに来たいなー!!

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