幸せは、いくら分けても減らない。分ければどんどん増える!
うちの庭には、ミモザの木が植わっています。花屋で買ってきたときには、わずか5センチほどの背丈だったのですが、今ではもう5メートルほど。今年の3月に初めてフワフワの花穂をたくさん付けました。
それはそれは本当に可愛くて、いつまでもそのままのお姿で残しておきたいくらい。でも、家の中にも飾りたい。
そこで、娘たちに相談したんです。
「ねえねえ、このミモザたちどうしようか。この満開の様子を毎日見られるのも幸せだよね。少し切って、家に飾ろうか?」
すると、娘たちが、
そして、リースやドライフラワーにしました。
そして、ご近所さんや友人、妹家族や母のところにも持っていきました。そうしたら、皆さんから「部屋が明るくなった!」「黄色のお花に毎日元気をもらっています。」などなどの感想までいただいて。
満開のミモザを独り占め。それもいい気分。そして幸せ。
だけど、それを分けたことで、「幸せ1」が「幸せ30」にも「幸せ100」にもなった。
ある時、冷蔵庫にドーナツが一つ。
娘たちはジャンケンして食べられる人を決めようか、それとも半分こしようか迷い中。
ジャンケンももちろん悪くない。だけど、結局二人で分けて食べることにしました。
すると、自分が半分食べて「幸せ」を感じる。顔を上げて隣を見ると、自分の大切な人が笑顔で半分のドーナツを頬張ってる。
「分ける」って、自分の持ち分が少なくなるような気がします。いや、実際に少なくなるものもありますよね。だけど、顔を上げて周りを見回すと、自分にとって大事な人たちも笑顔になれてる。その顔を見て、また自分も笑顔になって幸せを感じる。
これって、「分けた」ことによって、「幸せ」が増えたんですよね。
最後にエピソードをもう一つ。
私は日本語教師なので、「コミュニケーション」にとても興味があります。そこで、昨年「コーチング」の講座を受け、認定をもらいました。コーチングを仕事にしようというよりも、人と接する時や日本語の授業の時にもヒントになると思い、受講したんです。費用はけっこうかかりました。
そこで思いついたのが、私がやっているオンラインスクールで授業を受け持ってくれている先生方と「コーチングシェア会」をすることでした。
日本語教師の視点から、このコーチングの手法をどのように使えるか、応用できるかなどを先生方と一緒に考えたり、親の視点から、子どもと接する時にどのように取り入れられるかなどを、アイディアや経験を出し合いながら語り合っていく場になっています。
月一回のペースで開催していますが、本当に学びが多く、毎回シェア会が楽しみで仕方がありません!
本当に何でもそうだなと思います。
このnoteもそうですよね。
自分の中だけに留めておくよりも、ここに書くことで誰かがそれを見て、学びになったり幸せな気分になったり。
noteさん、ありがとう。
染
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