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普通の会社員の私が一対一のコーチングを受けてきて感じた効果とは/不確実な状況下で楽しむスタンス

あなたは「コーチング」にどのようなイメージを持っていますか?

スポーツ選手を指導するコーチのような?とか…
 会社の役員など特定の職位の人向け?とか…
  今の自分の日常生活には関係ない?とか…

身近で“自分ごと”としてコーチングの情報に触れる機会は、日本では一般的にまだ少ないのではないかなと思います。

コーチングはそもそもコミュニケーションのスキルや資質としての方向性の1つです。
職場でも家庭でもあらゆる場面で活用できるもので、老若男女誰しもに有用です。

いわゆるパーソナルコーチングやビジネスコーチングとしてコーチングを提供する「コーチ」と、一対一でコーチングを受ける時間を自分の日常生活に取り入れると、どんなことがもたらされていくのでしょうか——

特にスポーツ選手でも会社役員でもない普通の会社員の私が、実際にクライアントとして受けてきて感じた「コーチングの効果」について「ここは明らかによかった!」と思うポイントを3つピックアップしてみました!

コーチングについて身近な感じが出てきたり、何かヒントを求めていたときの情報源として少しでもお役に立つことがあれば幸いです。

1. 実践的で、変化に持続性がある

1つめはコーチングの特長そのものですが・・・
実践が促され、本人が変化に実感を得られること、またその変化に持続性がある」ところは確実におすすめポイントです!

コーチングは基本的に、ある一定期間、定期的に複数回*受けていきますが、
その中で本人が気づきを得て(学び)、実際に行動し、また学び…と繰り返していくうちに、そこで起こる変化が本人に定着して持続性あるものになります。
(持続可能、まさにサステイナブル/Sustainable ですね!)

自分に課題感のあるとき、例えば本を読んだり研修やセミナーに参加したりして学びを得る機会は作れますが、
机上の空論どまりになってしまったり、そのときはインパクトを受けたものの、なかなか日常に持ち込みにくい・定着しない…と実際の行動に繋がらないこと、
“あるある”ではないでしょうか。(そう言う自分がたくさん思いあたる...)

その点、コーチングはよくできた仕組みになっています!
本人が「ありたい姿」(Being)を描き、実際に行動(Doing)して、主体的に意図を立てた方向へ向かう。その道のりにコーチが応援者でいてくれます。

またコーチングでは、決まった型にはめるようにコーチが指導するわけではありません。
1人1人、“その人”に焦点を当て、その人ならではの根源的な思いや願いが尊重され、
1人1人が本来的な自分らしさに気づき、認め、自分を信じて発揮できるようになっていきます。

多様性・不確実性が高まるこれからの世の中で、コーチングの有用性はますます高まっていくのではないでしょうか。

*(コーチングの期間や頻度の設定は様々ですが、概ね3ヶ月程で月1〜2回程のパターンが多いかと思います)

2. 言葉が出るようになった

私はコーチングを受けるようになって、
仕事を含む日常的な場面で、自分の考えを言葉に出す力が磨かれたように感じています。

コーチングの場でコーチと話していると、
・必然的に自分なりの表現で話す機会を得ている
・コーチングの場は、評価判断されない安心安全な場なので、まずどんどん出してみるチャレンジができる
 →ここで思考と感情の幅を広げ、深堀りする機会を得ている
・コーチングで一度自分から言葉にしていることによって
 →日常でパッとすぐに使えたり、さらに咀嚼した、より良い言葉が出せたりする

・・・これらの結果として、私自身、
言葉にするための力が養われたような、自然な流れで言葉がスッと出せるようになった感覚があります。

私は元々お喋り好きとか喋り上手とかではなくて、自分のことを話すのもあまり好きではないし…と話す場面で身構えがちだったのですが、
そのせいもあって言葉を出す瞬発力がそもそも乏しかったかもしれません。(^^;;
でも、だからこそ自分でもこの変化は明らかに感じられていて、すごくよかったなと思っているところです。

言葉にできることは強みになる、といった話はよく言われますが、
コーチングで言葉に出す力が磨かれ、ビジネスで・日常で活きる効果、
この点はとてもあるのではないかと思います。

3. 仕事へのモチベーションの質が変わった

私は、今の仕事への意識が明らかに変わりました。

コーチングを取り入れる前の私は、仕事をしている中で自己嫌悪になることが多かったり、何とか踏ん張って毎日の仕事をこなしているようなところがありました。
例えると、ブレーキを踏みながらアクセルを踏み込んでいるみたいに、どこかをいつも擦り減らしている感じがありました。
このネガティブなループを抜け出すには、結局辞めるしかないのかなと思うこともしばしば…でした。(お恥ずかしながら)

それが今は「ここでの仕事は私にとって意味がある。今ここで続けるからこそ得られる経験を、過程も楽しみながら重ねていき、これからの自分をつくっていきたい!」と思っています。


仕事へのモチベーション=動機付けとなるものは人それぞれで、
コーチングで仕事に対する意識を探ったときに出てくる形や選択も人それぞれでしょう。
大きく方向転換して真新しい道に向かう決断をしていく方も多数いると思います。
どれが正解か不正解かということはありません。

ただ、
なぜ自分は今この仕事をしているのか、
どうなっていきたいのか、
どうしたいのか、
自ら意図を持てている人に力強さがあるのは明らかではないでしょうか。


私の場合は、以前も意志を持って仕事していたつもりでしたが
「一般的にはこうあるべき」「責任は果たさなければならない」に加えて
「なのに出来が悪い…まだまだ頑張らなくちゃ」と、自ら鞭打って進む力を出すことが多かったように思います (痛い〜><)

今は、意図して向かいたい自分の姿があって、それを思うと、ニュートラルな感覚で「うん、今ここで頑張ろう」と思えています。
ニュートラルで余計な力が入っていない感覚なので、本人である私はかなり楽になりました。

さらには今の環境、状況に複雑さや矛盾など大変な要素があっても「むしろここでどう楽しもう」という視点やスタンスが自然と出てくるようになり、結果的にアクセルも踏み込みやすくなりました。

4. おわりに

今年はコロナ影響によって世の中全体で未知数なことばかり、まだまだ多くの悩ましいことを抱えた状況が続いていきますね。

ただ、周りの状況を変えることは難しくても、
自分を変えられるのはいつも自分自身であることは、やはり変わりませんよね。

Withコロナの状況で、どう生活していくのか、生きていくのか。

私も、これを書きながらも現在進行形で模索中で、自問自答を繰り返したりしています。
上記のように、仕事へのモチベーションの質は根本から変わりましたが、
人間ですから「やる気」の波はあるものです。(体調の波があるように)
人生、仕事だけでもないですからね。色々な課題、絶えずあります...
ですが、不調との付き合い方・持ち直しが以前よりうまくできるようになったとも感じています。

前述のように、既に気づいたことを言葉にもできるので、他者へ自分の意思も伝えられますし、
また言葉を自分の味方にして、推進力をつけて、進んでいける。
そんな流れが、コーチングでつくりやすくなるかと思います。


コーチングを通して、自分ならではの価値観に気づいていたり、
視点を凝り固まらせず多角的に気づく機会を持てていたり、
感情の動きを無視せずに奥深いところにあるものに気づいていることがあったり、
だからどうありたいか・だから何をするかについて、
主体性を強く持ち、態度や行動に表していけるようになっていく——

実践して変化して、自分らしくサステイナブルに、不確実な状況下でも楽しめるようになったらいいなと思ったら、
コーチングを受ける機会を一度取り入れてみてはいかがでしょうか。

(あくまで個人の感想であり、人によって効果の出方は様々です。どうぞご参考までに…)

《ちょっとお知らせ》
私も今、一対一のコーチングを提供する「コーチ」をしており、クライアントさんを追加募集中です。もしご関心あれば個別に気になることからお話ししましょう^^

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