コンテンツの消費

世の中には音楽、アニメ、漫画、映画など面白いコンテンツで溢れている。日頃の仕事の癒しとして、ストレス発散として必要かもしれない。しかし、自分はそれらを容易に、軽々しく消費しすぎているのではないかと日頃から思っている。
娯楽が少ないと揶揄される「昔は」「田舎は」などの前置きをされる場合は貴重なコンテンツを丁寧に扱っている印象がある。また、コンテンツがない場合は自ら生み出して適応する事が多いと思う。
仮説として考えている事がある。今の時代はコンテンツ消費を早くするために一つ当たりのコンテンツ量が刺激がより強く、より短い時間で済むようになっている。それを私はファストコンテンツと呼びたい。
現代人のコンテンツ消費が早い人々は刺激強度が落ちてしまい否応なくコンテンツの消費をしているだけではないのか。それが脳内ドーパミンの分泌による報酬系作用に関連するのではあれば、報酬系は低いレベルの刺激に反応しなくなりコンテンツ消費が強化子になりより無駄なコンテンツ消費を促す形になるのではないかと思った。
仮説検証の方法はシンプル。ファストコンテンツと呼ばれるものを消費しなくする。逆に考察したりする重いコンテンツを増やす。音楽であればコード進行の研究に伴いなぜ響くのかを深追いする。漫画であればストーリーを追って考察したり、考察を見たりする。これを1か月ほどやって効果が出るか評価する。
たぶん、たぶんだけどいい生活が待っている気がする。
それでは1か月後。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?