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「待つ」が好きになる

普段職場でメール一通・電話一本やる前に考え込んだり、相手のタイミングを伺ったりして、とりあえず「待って」いませんか?
慎重と言えば聞こえは良いですが、正直言うと多くの一般職場では「待たず」にさっさと行動した方が物事は進むと言われています。
・やり方が分からなくて悩むより誰かに相談
・相手が忙しそうでも依頼する
・問題が発生したら即報告

といった具合に仕事では「待つ」ことよりも、行動する方が評価されることが多いようです。そういう人材や態度を会社側が求めているので仕方ありません。

仕事や職場は以外ではどうでしょうか?

人生において「待つ」場面はいろいろあります。例えば、試験の結果を待つ、行列に並んで待つ、相手の返事を待つ、シチュエーションによっていろいろな「待つ」があります。
本記事では、人生の分岐点で登場する「待ち」を4つに分類して解説していきます。
 ①プロセス型
 ②カウントダウン型
 ③チャンス型
 ④ターン型
先に宣言しておくと、「待ち方」「待つ意識」で結果に差がでるのは、
③チャンス型、④ターン型以下の2パターンです。
この二つパターンで「待ち」技術を実践できれば、
人生の分岐点を上手く進むことができるでしょう。

本記事では、そんな「待ち」の技術を紹介していきます。


①目標達成のための努力後の待ち時間:「プロセス型」

目標を設定し、努力をした後、結果を待つ時があります。試験の結果を待つ、仕事の昇進の決定を待つ、プロジェクトの成果を待つなどがあります。

受験や昇進など社会生活のプロセスに自身が組み込まれているパターンで、待つ時間もこのプロセスに含まれています。このパターンでは待っている間、「待つ」ことで状況は変わりませんし、将来の結果が変わることはありません。試験結果であれば試験を終えているので、この期間をどう過ごそうが合否結果には関係ありません。
逆に言うと、「待つ」までの時間の使い方が大事なパターンです。

社会プロセスに組み込まれているパターン=プロセス型

②病気や怪我の回復を待つ時間:「カウントダウン型」

病気や怪我の回復を待つ時間は、人生でよくある待ち時間の一つです。治療やリハビリを受けながら、回復の兆候を待つことになります。

好きなアーティストのライブ開演時間までの待ち時間はワクワク楽しい気持ちでしょう。入院やリハビリもこのパターンに属しますが、症状の経過によってよって処置も変わる点で、少し違和感はあるかもしれません。あくまで「一定期間を過ごすと想定した未来が訪れる」と理解して下さい。
このパターンは待っている間に少しづつ目的に近づく点で①と異なりますが、基本的には「待ち時間」の過ごし方で結果は変わりません。

約束された未来が訪れるまで時間を潰すパターン=「カウントダウン型」

③投資・投機の機会を捉えるために待つ:「チャンス型」

投資や投資など、自分が前もって想定した条件が揃うまで機会を待つパターンです。市場が好転するまで、地政学的理由が解消されるまで、など投資のタイミングを見極める場面を指します。

他のパターンと違うのは、待っている間に状況が変わる事です。または、条件が揃わない事もあります。想定していた条件や要素が揃う事を「待つ」ため、待っている間に状況の変化を「監視」します。意志を持って監視するパターンもあれば、何となくチャンスに遭遇するパターンもこれに含まれます。条件が揃うタイミングを見極めることでチャンスを捉えることができます。

条件や要素が揃うまで見極めるパターン=「チャンス型」

 ➡別記事で詳しく解説!

④人間関係における待ち時間:「ターン」型

恋愛関係や友情において、相手からの返事や行動を待つ時間があります。また、家族や友人との関係修復のために、時間をかけて相手の変化や意見を待つこともあります。
問題点を分かってもらえない、こちらの想いが伝わらない、間違った方向に進むのを止められない、家族・恋人・生徒・友達・同僚・後輩など「どうして分かってくれないの?」という場面があります。
時間をかけて説得を試みる事もあるでしょうが、時間が解決してくれる事もあるでしょう。相手も自身の問題点として認識するのに時間がかかります。

相手の準備が整うまで待つパターン=「ターン型」

→別記事で詳しく解説!

本記事では、「待つ」を分類に分けて解説しました。
次回の記事では人生で差がでる③チャンス型、と④ターン型について詳しく解説していきます!次回も是非お楽しみください!


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