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『ME TIME』で自分時間をもっとゆたかに!

はじめに

最近、転職をしたことで自由な時間が増えて、いろいろなことに挑戦したい欲が出てきました。

大好きな本をもっとたくさん読みたい。
文章で自分の好きなことを発信したい。
見るのが大好きなvlogも、いつか自分で撮ってみたい。

そう考えた時に、問題になってくるのが時間です。

1日はどうしたって24時間しかなくて、やるべきことをどんなにテキパキ片付けたとしても、自分のために使える時間はごく一部。

しかも、実際にはYoutubeを見たりInstagramを見たりで思った以上に時間が経ってしまい、やりたかったことに着手することすらできなかった、なんて日も多いです。(そして自己嫌悪…)

そんな時に手に取ったのがこの本。

『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』(池田千恵 著)

「MY TIME」ではなく、「ME TIME」。「私のためだけの時間」という意味だそうです。

もともと手帳を書くのが好きで、スケジュール管理やタイムマネジメント関係の本をよく読むのですが、中でもこの本は心に残る(というか刺さる)教えがたくさんありました。

ここから先は、私がこの本を読んで学んだことをシェアしていきたいと思います!

『ME TIME』を読んで気付いた3つのこと

1.自分のための時間を優先する

著者の池田さん曰く、仕事や家事や育児で自分のやりたかったことができないという人は、「自分のための時間」よりも「誰かのための時間」を優先してしまっているとのこと。

実際、私自身も、仕事=最優先事項という思い込みが強く、前の職場でプライベートの時間がほとんどない状況でも、「仕事だから仕方ない」という諦めムードにおちいっていた気がします。

そんな私にぶっ刺さったのがこの言葉。

「金輪際、自分時間を切り売りするのはやめてください」

そのためには、まずは自分のために使う時間を「ブロック」してしまい、それ以外の時間を仕事などの「誰かのための時間」にあてるようにすること。

著者の池田さんは「朝活」の第一人者とのことで、毎朝4時起きを目標に、自分時間を確保されているようです。

4時起きはさすがにできる気がしませんが、仕事を始めるまでの1時間とか、寝る前の1時間とかを自分のしたいことのためにあてられたら、毎日が楽しくなりそうですね!

2.have toとwantに分けて考える

もう一つ目からウロコだったのが、やるべきことをhave toとwantに分けることで、本当にやりたいことが見えてくるということ。

やりたいことを挙げようとすると、どうしても「将来のために必要だから」「周りからよく思われたいから」などの理由から「やりたい」と思っていることが混じってしまうそう。

確かに、私が年始に書いたwish listにも、「副業で稼ぐ」「資格の勉強」など、明らかに将来のためを意識した、wantというよりhave to寄りのやりたいことがたくさん混じっていました…。

本当に自分がやりたいことに気づくために池田さんが紹介しているのが、「好きなことを100」というワーク。

「やりたいこと」ではなく、「好きなこと」を書き出すことで、have toではなくwantばかりが並んだリストが完成するのです!

さっそく、私も実践してみました。

・読書
・ウィンドウショッピング
・期間限定商品
・カフェのモーニング
・ひとり旅

などなど、自分の好きなことばかりでワクワクするようなリストになりました!

リストを眺めていると、「ひとりでブラブラするのが好きなんだな」「季節を楽しみたいと思っているんだな」など、自分の好きなものの傾向も見えてきて面白かったです。

しかし、wantばかりを楽しんで、have toを完全無視するわけにもいきませんよね。

池田さんは、have toのことは時短を意識して、wantのことにたっぷり時間を割くことを提唱されていました。

限られた時間を有効活用するのは大事ですが、wantのことまで時短してしまってはもったいないですもんね!

自分が本当にやりたいこと(want)をあらかじめ洗い出しておくことで、 やらなくてはいけないこと(have to)も効率的に進めていくことができそうです。

3.完璧主義にならなくてもいい!

「ME TIME」を考える上でもう一つ大切なことは、完璧主義にならないこと。

例えば、To Doリストの中にいつまでも消せないまま残っているタスクがあるとして、池田さんはそれを「本当にやらないといけないことなのか疑問を持つべきだ」と仰っています。

タスクがいつまでも残っていると、できない自分を責めてしまいがちだったのですが、「いつまでも残っている=やりたくない、やらなくても困らない」ということですからね…。

そんなタスクは、リストから綺麗さっぱり消してしまうことを検討した方が、かえってすっきりするのかもしれません。

また、朝活の第一人者である池田さんにも、目標である4時起きが実践できない日があるとのこと。

しかし、たとえ1〜2時間寝坊してしまった時でも、「多少は自分のための時間を取れた」「自分時間は作れなかったけれど、睡眠時間は確保できた」と自分を褒めているのだそうです。

他にも、「やり残し→戦略的先送り」「お昼寝→パワーナップ」など、言い方を変えるだけで、完璧にできないことや休憩することをポジティブに受け入れる工夫がたくさん!

自分の時間を確保するためにできない自分を責めてしまうようでは本末転倒。自分のペースで、自分時間を楽しんでいきたいですね。

おわりに

今回の投稿では、『ME TIME』という本をご紹介しました。

私はKindle Unlimitedで読みましたが、書籍のデザインも素敵なので、手元に置いて何回も読み返したいかも笑

「毎日のタスクをこなすのに精一杯」「だけど本当はやりたいことや叶えたい夢がある」という方に、ぜひ読んでみてほしい1冊です。


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