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「どうやって食べてるんですか?」地方広告業務範囲①

あっついですねー。昨日ようやく、仕事部屋にクーラーがついた中村です。

いま住んでいるのは半年前に入った賃貸住宅なのですが、エアコンはあるものの、どうやら使えない…と当初から思っていました。
窓を開ければ、近くの川を渡る風がさーっと入ってきて、その川のすぐ先は瀬戸内海につながっています。なので春から梅雨明けまでは問題なかったんです。でも梅雨明けと同時に、熱さ(暑さではない)の立ち上がりが一気にきた!

8月の2/3は、クーラーなしで仕事!!

四国の暑さはひどい。盆地で夏は灼熱の山口市、さらに湿気の多い湯田温泉で育った私でも「こりゃないわ」と思う本気っぷり。しかも夕暮れ時は「瀬戸の夕凪」。小柳ルミ子が「夕波小波~♬」と歌うと美しい情景なんでしょうけど、実際は一切の風が止まり、空気は動かず、じっとりと暑さだけ上昇する真空状態のようになってきます。

7月終わりに我慢の限界を感じ、大家さんのおじいさんに電話して見に来てもらったところ、なんとその場で大家さんが倒れ。三女の小学生が119番で救急車を呼び。
大家さんは貧血だったとのことで命に別状はなかったのですが、もう、無理をお願いするわけにもいかず…。時々電話連絡をしながら、最終的にはなるようになるだろうと、成り行きに任せていたのでした。

メインの部屋には「生きている」エアコンがあるので、家じゅうのドアを全開にして冷気が仕事部屋まで届くかやってみましたが、結果はいまいち。

今はエアコンがつき、3人の子どもたちの小中高も今日から2学期が始まり、ようやく仕事ができる環境に。ほんっと、エアコンっていいですね!

さて、1人で仕事をしていると、同業者・非同業者問わず、実際にはどんな仕事をしているのか、よく聞かれます。もっと言うと「どうやって食べてるの?」ということでしょうか(そう聞かれたこともあります)。

いや、そんなに不思議なことはしていません…

やっていることは、会社員だった時にやっていたこととほぼ変わらない。海外仕事や頼まれてもいない仕事が個人事業主になって加わっただけで、逆に「そんなに不思議?どのへんが?」と私のほうが聞きたくなるぐらい…。

ただ、思うのは

会社員時代から「広告」「コピーライター」というジャンルをはみ出した仕事は、よくしていたかもしれません。それは、大阪時代にその兆しが小さく始まり、地方に来て、好む好まざるにかかわらず、本格的にやることになってきた、というものでもあります。

この「コピーライターからのはみ出し」が、いま振り返ると、地方に来て最も大きな「一歩」となりました。

コピーライターというとみなさん、鉛筆1本で生きていく商売と思っていらっしゃるかもしれません。私も鉛筆1本で食っていくと思っていました。(そういえば「コピーライターは筆記具にこだわれ」と言っていた有名コピーライターもいました。)

んなワケない。

そう覚悟を決めるきっかけになったのが、地方で再就職してはじめてメインで手がけた大型案件でした。次はその話で始めたいと思います。くだんの営業局長も絡んできます。
今日はクーラーの話と四国が暑い話で終わってしまいましたが、次も暑クルシク続けます!

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