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気づき:過信が思考停止に繋がる

東京拠点の濱川が執筆させていただきます。

少し昔話をさせていただきますが、
弊社はいま、設立より15年を迎えておりますが、

設立から数年にかけては、
コンサルティングの質や内容よりも、

営業活動においての“実績”が何よりも重視され、
社内の評価が直結しておりました。


会社のネームバリューや信頼がない中、
またマーケティングもこれからというタイミングでしたので

契約の額や件数ももちろんですが、
何よりも営業の行動量(まず分母!)が

「頑張っているかどうか」の指標のようになっておりました。


毎日の朝礼では、目標に対しての現状と意気込みの発表、

夕礼後にはマネージャーと1対1での
行動の振り返りやロープレをしており、

毎月の月初会議の資料には、
営業の目標数字達成者には花丸の印が付けられ、

叱咤が飛び交う社内でした。


そのため、会社に堂々と居続ける続けるためには、
営業において結果を残すことは自分の中で必須であり、
必死な毎日でした。


そんな日々の中で仕事をしてきたからこそ、
「根性で頑張る!」ということは
ある程度できるなという自負と、

成功体験も多くできたので、営業におけるセオリーは
身に付いているという自負は早くから持てていました。


そして、それは今も変わらず持ち続けていたのですが、
どうやら最近、

「もしや私、とても古い人になっていて、
 思考停止だったのかしら・・?」と

“これまで”の自負は置いておいて、
“これから”について、考え方を変える必要性を
ひしひしと感じております。


というのも、今、後輩たちが
バンバンお客様にご紹介をいただくというかたちで
営業において結果を残しているのですが、

自分とは思考が違うなあと感じます。


彼らの思考や行動には知恵と工夫が詰まっており、
これまで誰も行なってきていなかったスタイルやトークで、

これからの会社の成長において
とても兆しを感じる結果の出し方をしてくれているのです。


私自身は、営業において、

新人がどうやったらセオリーを早く身に付けられるか?

といったことは考えているものの、

【圧倒的に】や【抜本的に】より良くしていくためには?

といった観点が自分には全くなかったということに
最近の後輩たちの動きから気づかされました。


というか、あまり個人として営業に関して悩むことがなかったので、
もしかすると、深く【考える】ということ自体を
私はこれまでしていなかったのかもしれません。


意外と自分の得意なことについては、

【出来て当然】の思考が働くので
「より良くしよう」という思考が働いておらず、

日々忙しく考えていても、
それは自分がある程度できる分野ほど、

考えている“つもり”なっていることが多いのかもしれませんね。


読者様は、思考停止になっていませんか?


古い人になってしまわぬように、
過去のやり方や概念に囚われずに

日々「よりよくするために」どうしたらいいか?を
考えていきたいと思います。


最後までお読みいただきまして、
誠にありがとうございます。


東京拠点 拠点長兼マネジャー
組織人事コンサルタント
濱川 桃子

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