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働き方への価値観の違いを埋めるための鍵は、目的を共有すること

皆さま、こんにちは。
コンサルティング事業部、入社4年目の永坂です。

今年も4月を迎えましたね!

入社式を行ったり、
新たな期をスタートした企業様も
多いのではないでしょうか。

弊社も、4月3日に入社式と今期の方針発表会を行い、
新卒入社2名と中途入社1名を新たに迎え入れ、
18期をスタートさせました。

そんな今期ですが、弊社において、
大きな変化が1つあります。

それは、
『完全週休2日への移行』
です。

これまで弊社は、日曜日は休み、
土曜日は隔週休みという
週休2日制でした。

コンサルティングという仕事柄、
お客様のスケジュールに合わせることが必要になるため、
土曜日も仕事をすることが多いのが当たり前でした。

しかし私が現在担当している企業様においても、
2社様ほど「人材の確保のためにも、
今年から完全週休2日にします」
という企業があり、

世の中の働き方に対する、
新たな価値観やルールへ対応していく
必要を考えられている企業様が多い
ことを感じました。

「働き方」というテーマは、
特に世代のギャップが生じやすいテーマかと思います。

弊社においても、

現在4年目の私よりも年次が上のメンバーは、
創業当時、がむしゃらに働いていたことから、
「お客様のためなら自分の時間を惜しまない」
という考え方があり、

「昔に比べたら、とても働きやすくなったよね」
という感覚を持っています。

一方で、昨年入社した1年目のメンバーからは、
「何で土曜日も出勤なんですか?」
と言った言葉を聞くこともしばしばあり、

それは決して仕事へのモチベーションが
低いというわけではなく、
「週2日休みが普通」という考え方の中で
育ってきた世代だからです。

「まだ仕事が出来ないうちから、
休日の不満を言われても…」というのが
経営者や管理職を務めている
皆さんの本音かとは思いますが、

新入社員の不満や純粋な疑問に対して、
「それが当たり前だから」と答えてしまっては、
「この会社は変わってくれないんだ」と、

新入社員が会社に対して諦め感を抱いてしまうため、
扱いが難しいテーマでもあるかと思います。

弊社が今期から完全週休2日になるというのは、
会社として、より柔軟な働き方をすることを目指してですが、

ただ変わった、のではなく
「何のためにそう変わるのか?」という目的が、
どれだけ共有できているかがとても大切
だなと感じます。

以前ある書籍で、

「働き方改革の本来の目的は、
労働時間を短縮してプライベートの時間を
楽しむためではなく、労働者人口が
これから先もっと減っていく日本で、
労働に参加できる人を増やすためである」

という考え方を知り、非常に納得しました。

「働き方を変化させる」ことの目的は、
企業によってそれぞれかと思いますが、

社員それぞれの価値観で図るのではなく、
「会社としてこうなるために、
働き方を変えていこう」という、

共通の目的があることで、
価値観の違いが世代間の分断を生むことを
防げるのでは
と思いました。

私自身も、今期から休日が増えても、
変わらずお客様へ価値を提供し、
会社としても利益を出していけるよう、
生産性を上げるための努力をしていきたいと思います。

最後までお読みいただき、
誠にありがとうございました。
今年度も、共に頑張っていきましょう!

大阪拠点
組織人事コンサルタント
永坂 紗希


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