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気づき:数字と戦わないと見えないもの

いつもお読みいただきありがとうございます。
本日は福岡拠点の柴田が執筆させていただきます。


私は現在入社6年目を迎えているのですが、
入社1〜2年目と今では大きく違う考え方を持っています。

何について違う考え方を持っているかと言えば、
『数字の大切さ』についてです。

入社当時(今から5年ほど前)弊社では、

『数字のことを言い過ぎない』

というのが社内の教育方針としてありました。


毎月の目標への進捗等も
ほぼ拠点長のみが把握している状態でしたし、

営業・コンサルタントメンバーは
全員が目標数字は掲げるものの、達成していなかったとしても、
強く怒られるということもありませんでした。


もしかすると、当時も
数字は大切にしていたかもしれませんが、

少なくとも、入社した1年目、2年目当時の私は
それに気づいていませんでしたし、

気づかない環境であったことは事実です。


ただ、誤解していただきたくありませんので、
少しだけ説明すると、

最初から弊社が『数字について社員に厳しく言わない』
という教育方針だったわけではありません。

むしろ、数字のことを厳しく言い過ぎた結果、
離職や社内がバラバラになるということを経験したために、

『数字のことを言い過ぎない』という教育方針が
できてきました。


私が数字のことを意識するようになったきっかけは、
3年ほど前、福岡の拠点長になったことです。


就任当初は、困りました。


一番困ったことは、お客様に理念の必要性や
組織づくりの必要性が本当の意味で伝わることがほとんどなかった
からです。


理念は大切ですが、当然ながら理念でご飯は食べることはできません。

拠点も守れません。


この「理念でご飯は食べられない」という想いで、
世の多くの経営者様は、経営をされていらっしゃると思います。


経営者ではない私が、
この部分を少しでも分かるために必要なのは

「数字に対して向き合い、
 汗も涙も唇も噛み締めて踏ん張ること」

だと思い、悔しくも、どうにもできないこともありましたが、
数字に向き合うことからは逃げずに仕事をしてまいりました。


もちろん、いまでも経営者様のお気持ちやご苦労を
全てわかることはできませんが、

入社当初に比べれば、10%でもわかるように
なったのではないかと思っております。


今期の目標、今月の目標、今週の目標がある。
もっとお客様を増やさないといけない。
今月ここまでいかないと赤字だ。

いまは、日々そんなことが頭を巡っています。


ただ、その数字のみを仕事の「目的」にせずに働けているのは、

「誇りが明日をひらく」という「理念」を思い出すと、
仲間とともに戦っているんだと感じられるからです。


自分がこの会社で、仲間と頑張れる理由として
立ち返れるものが「理念」だと

ここ最近になって、少しずつですがわかってきました。


理念だけではご飯は食べれませんが、
理念があれば喜び合える仲間とおいしいご飯が食べられます。


それを実証するためにも
今後も理念を大切にしながら数字を大切にしてまいります。


最後までお読みいただきありがとうございました。


福岡拠点 拠点長
組織人事コンサルタント
柴田 亮太

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