見出し画像

こうして高める!現場の実行力【情熱社長倶楽部】VOL.42

平素より大変お世話になっております。ソリューションの長友です。

最近、経営者の方とのお話の中で、【現場の実行力】という話題になりました。

現場の実行力にとって「PDCA」は重要なキーワードですが、最近では、

「PDCF(Feedback:吸収)A」
「PDCL(Learn:学び)A」
「T(Target:目標)PDCA」
「T(Think:考える)PDCA」

等、「PDCA」に様々な観点を加えた、現場での実行、改善の方法があります。

様々な経営者様とお話しながら、各社様が、実行改善を続けられ、自社の組織に合った方法をご活用されていると感じているのですが、

組織おいて、この【現場の実行力】は大変重要です。

なぜなら、【現場の実行力】は組織の強さと創り上げるとともに、差別化要素にもなり、日々どのように実行し、改善していくのかというのは、繰り返される中で組織の基盤をつくる、組織文化にもなっていくものだからです。


そのため、弊社で企業様のご相談を受けた際には、経営者様が描く未来や
理想の組織のイメージもお伺いしますが、組織変革のご支援において、特に注目しているポイントは、現在の経営者様の想いや考えの組織への浸透度と
現場の実行力です。

素晴らしい戦略や戦術があったとしても、そもそも、その考えが浸透する組織なのか、そしてスピード感をもって実行でき、継続できる組織なのかを確認させていただきます。

ちなみに、その一番の確認方法は、社内の若手社員様に何気なく訊くことです。ベテラン社員様やリーダークラス以上の方々は、忖度をした回答をされる確率が高いことと、現場の若手社員が、経営者様の想いや考え、戦略戦術を理解していれば、それらは組織全体に浸透していることが多いからです。

では、どうしたら経営者様の想いや考えが浸透するのか、そして、組織の実行力が高まり継続することができるのか・・・

それは、経営者様は、未来を描き続け、社員様に伝え続けることであり、幹部やリーダーの方は、経営者の想いを一番に理解し、経営者様と同じくらい、現場に伝え続けること、そして、妥協なくその想いに基づいた、やるべきことや決定事項の進捗を確認し共有し続けることです。

ポイントは、管理ではなく「進捗確認共有」をし続けることです。

みなさまも感じられることがあるかと思いますが、人は、管理されるのが苦手であり嫌がる傾向が強いものです。だからこそ、やるべきことや決定事項を実行したのかについて、「○○について、いまどんな感じ?」「~~は、どこまで進んだ?」と、こまめに進捗状況を確認したり、その進捗状況を全体に共有することを繰り返しておくと、ミスや抜け漏れを事前に防ぐこともでまきます。

そして、それが上手く成果に繋がれば部下の成果になるので、きちんと承認をして、手柄をとらせてあげれば良いと思います。

【現場の実行力】においては無数に手法や考え方があり、ご相談をたくさん受けますが、まずは、難しいことを考えず、目の前の部下や後輩に対して、
決めたことの進捗状況の確認をしたり、共有をすることから改めて始めてみていただけたらと思います。

お互いのコミュニケーションの量が増えて、思いがけない成果も得られるかもしれませんよ!


よろしければ、サポートをお願いします。いただいたサポートはコンテンツ発信の充実に使わせていただきます。