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経営者1人で、良い経営は出来ない【情熱社長倶楽部】VOL.146

平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。

一気に気温が高くなり、春を感じるようになってきましたね。

2月末のメールマガジンでお伝えしておりました
来期の経営方針書作成は、
ようやく完成の目途がついてきました。

昨年から、15ページほど増えましたので、
4月にはしっかり社員に内容を伝えていきたいと思います。


さて、今月私は
四半期に1度の全社員面談を実施しています。

この面談は、メンバーの状態や思考を
理解できる時間ですので、私にとっても楽しみな時間です。

今までの面談は、テーマを設定したり、
事前にワークシートを記載してもらうなどして
実施をしていましたが、

今回は特にテーマや課題を設けることなくスタートしました。


というのも、今回の面談の目的は
各自の現在、そして来期に向けた考えを
把握することであったからです。

そのため、事前課題等に縛られるのではなく
自然体で対話をしながら、

「今気になっていること」「知りたいこと」
「私に伝えたいこと」などなど・・・
その場で内容を変えながら実施することにしました。


そして実際の面談は、1人90分と設定していましたが、
それでは足りないほどに、
私に伝えたいことや確認したいことに溢れていて、
1人ひとりのリアルな状態を知ることができました。


・来期以降に担いたい動きや役割を
 共有してくれるメンバー

・来期以降に、私がしたいことを
 早めに知りたいというメンバー

・自分より仲間を心配しているメンバー

・自分の今の状態を素直に伝えてくれるメンバー


などなど、一人ひとりに違った話題があり、
私は自分が話すことよりも、メンバーの話を聴く、
そして質問に答えるという時間がほとんどでした。


経営者としてメンバーに「こんなことを伝えたい!」
という気持ちも大切ですが、

日々、一生懸命お客様に向き合っているメンバーの声に
耳を傾けることも本当に大切だと実感しました。


なぜなら、それぞれが考えていることや
現状を把握できたからこそ、私にとってこの面談は、

会社として目指しているものを実現するための対策や、
来期に向けた新たな戦略を考える時間となったからです。


嬉しい報告もあれば、一緒に考えたい課題、
長期的な視点で改善の必要性がある課題など、
それぞれの状態や思考は異なりますが、

会社のことや仲間のことを
よく考えているからこその報告や課題ばかりで

「経営者1人で、良い経営は出来ない」ことを痛感しました。


決算という時期は追い込み時であり、
どうしても視野が狭くなってしまったり、
個で動いてしまう瞬間もあるかと思いますが、

このように踏ん張ることが必要な時期だからこそ
“組織で働いている”ということ大切にしたいですね。

いろんな立場や思考を持った仲間がいるからこそ、
新しいアイディアや現状の打開策がうまれ、
一人で実現できないことが実現できます。


3月も残り数か月、決算という大切な時期だからこそ
“組織で働く”ことを大切にしながら、
来期のスタートダッシュを切ることができる体制を
つくっていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


長友 威一郎




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