【行政職員を経験した者としての反省】を受けて考えること
行政職員を経験した者としての反省というメッセージを読みました。
僕も、教育委員会に勤務していたこともあったし、地域から行政に投げかける時に「あぁ、あるある」と思えるものがたくさん並んでいました。
学校は特殊だ…と言われていますが、行政の感覚も同じように特殊だと思えることがいっぱいあります。
今回は行政職員を経験した者としての反省を踏まえて、自分の考えを出していきたいと思います。
行政職員を経験した者としての反省
これは行政と少しでも関わったことがある人にはなんとなく分かるところではないでしょうか。
コミュニティ・スクールを進める上で大きな壁になる
この反省を見た時に、コミュニティ・スクールではこの課題と向き合わないといけない部分だなと思います。
特に職場の意識が醸成しきっていない場合、コミュニティ・スクールがあまりにも分からないので、「それは生涯学習課のお仕事です」「それは学務課です」とどこがやるのかを押しつけあっているシーンを実際に見たことがあります。
また、規約だけ作って放置になったり、人材バンクを作って放置になったり、マニュアルを配って放置というのも時間とエネルギーを多く割いている割に成果が出ない傾向が強いです。
一番大事なのはどう関係性を作り、運用するかの部分です。
マニュアルも人材バンクも規約も、実際に動くのは人。
人が意図を理解し、動きたくなるようにしていかなければコミュニティ・スクールも形骸化し、ただただ負担が増えるだけの仕組みに早変わりするのです。
まずはいろんな違いを面白がる
負担が増える仕組みにしないためにも、いろんな違いを面白がることが大事かなと思っています。
「学校は変わってる」→「学校はそんな風に違うんだ。面白いね」
って言うだけでいろんなことに興味を持つように意識を持っていけます。
単なる言葉の違いですが、自分自身にそういう意識付けをするためにも言葉から変えていかないといけないのかなと思うのです。
きっと、そのように【特殊】ってことではなくて、「そういうものなんだ」って認めることが大事なんだろうし、反対から見れば「地域は変わってる」、「家庭は言うだけで何もやらない」とか言われていることもあるかもしれない。
お互いのやっていることを理解し、どこに着地点を創るか?
これからの答え探しは認めるところから始まるのかもしれないなと噛み締めている今日このごろです。
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