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妻という人種は、時たまいなくなくなりたくなる時があるものなのだ。

毎朝7時半からは幸せな先生を増やし、子どもへの循環を創るオンラインコミュニティ『ティーチャーズアソシア』にて朝の会を実施している。

これがみんなとのコミュニケーションの場なのだが、一つの事件が起こった。


「ジョギングから帰ったら妻と子どもがいなくなってる」

まさにリアルタイムで起こってしまった事件。


誘拐か?

もしくは家出か?


いや、これは妻特有の行動で、『妻』というのはどうやら、何もかも放置して時たまいなくなりたくなるものらしい。


勝手にいなくなる妻

この勝手にいなくなる妻というのは、あるストレスが限界に近くなると発散するために起こす行動のようである。


それは育児や、家事のチリツモ系のストレスだ。

何か家庭に不満があるとかそういう話ではなく(まぁ、ある家庭もあるだろうが)、「あーーー、もうやってられっか!!」と投げ出したくなる。


そんな情動発散にも似た、ストレス解消法だ。


困ることは連絡がなく、周りに知らせないところ

困ることは連絡がなく、周りに知らせないところであろう。

「そっと、ふわっと、消えていたい」


そんな幽霊か、なめこか、歯に詰まってしまった食べかすかは分からないが、いつの間にか消えていたくなるのだと言う。


しかも、子どもがいた場合は子どもも問答無用で連れ去ってしまう。

残された側はただただ困惑するばかりであるが、そういう感情が一気に湧き出てきてしまうのであろう。


もちろん、うちの旦那ちゃんもそういう行動をしたことある。

特に僕と結婚する前のご家庭では、思わず飛び出し、秋田の実家まで帰ってしまったというから驚きだ。


そこには逃げ出したい欲求なども含まれているのかもしれない。


女性だからではなく、『妻特有の行動』

これは女性だからなのだろうか?なぜ一言言わないのか?

僕はこれが理解できずにいた。


残された側が困るだろ?どうしていいか分からないだろ?

ってたぶん、そういう状況になることを望んでやっているのかもしれないが…、一言言って欲しい!!と言ったことがある。


そして、旦那ちゃんは苦手だと言いつつも、ちょっとずつ取り組んでくれた。


この辺りはちゃんと二人で話し合ったのだが、

「一言言うより、誘って欲しい」に落ち着き、「一緒に行こうよ!」というかなりポジティブなフレーズを使うようになって、事なきを得ている。


しかし、これは女性特有のものではないことに最近気づいた。

そう、これは最近、主夫になった僕にもあったのだ。

突然いなくなりたい。


そう思う時がたしかにある。

毎日押し寄せてくる育児や、家事の連続した毎日。


これから逃げられないのかと思うと、なんかたまに頑張れなくなる時があるのだ。


そして、今、旦那ちゃんはイキイキ働いている。そして、どっかふらっといなくなる現象はまったく鳴りを潜めてしまった。


これはもしかして『妻』という役職、特有の行動なのかもしれない。

一言言わせるのではなく、一言言うことから

夫婦は反射鏡のようなもの。

これは誰しも持ち得る感情なのだということを理解して、

「一言言って欲しいんだけど」ではなく、

「まず自分から一言言う」ということをしてみた。


そして、なるべくポジティブに「一緒に行こうよ」ということで、勝手にいなくなる現象が、めちゃくちゃ楽しいファミリーデートに早変わりするのだ。


もし、「妻がふらっと何も言わず出ていってしまって困る。」という方は、まぁ、深刻度にも寄るのだが、結局は帰ってくるのだということを信じ、「おー、休め休め」と寛容で暖かい目で見守って欲しいと思う今日このごろだった。

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