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オンラインで増えたスルー力が高い人達に対する対処法を考えてみる

こんばんは、ソルティーです。

『愛』とはなんなのか?最近、よく考えています。


個人としてではなく、やはり集団に対しての愛。

マザーテレサの言葉では

『愛の反対は憎しみではない 無関心だ』

と言われます。

このスルー力が高いというのは自分を守るためでもあり、同時に社会・周りに対して無関心になる力を高めているとも感じるのです。


言葉として表現することが非常に難しいのですが、集団になると何もしなくても相手に影響を与えているということは往々にしてあります。


影響というものは行動的な人だけではなく、行動をしない人も影響を与えている…。

そこに大きく関連しているのが『スルー力』。

オンラインが増えた時代で、この人に如何に無関心になるか?という力が強くなって生きにくい感じにもなってきたような気がして…

このようなスルー力が全体として高まってきた時、自分はどうすれば良いのか?


今回はそのあたりを深く話していこうと思います。


スルーは周りに多大な影響を残す

スルーというのは物事を無関心でいる能力でもあると思っています。

今までは関心が高すぎて、生きにくい世の中って言われていました。では、逆にオンラインでの集団が珍しくなくなった昨今、他人の行動や、活動に対してどれだけスルーできるか?ということが多くなったような気がします。


コミュニティで最初は勢いがあって、加速していっても、段々とその勢いが収まっていき…、気づいたらいつものメンバーばっかりなんてことはたくさんある気がします。(しかも人は少ない)


200人近くのオンラインコミュニティでも、投稿に対して反応をしているのは5、6人。

3000人いたとしても30人くらいの反応率。


それがそのコミュニティの特色だって言われればそれまでかもしれませんが、コミュニティが盛り上がっていかないのは参加者にも多いに課題があるからだと思ったりするのです。


特に誰かが何かをチャレンジし始めた時、『誰も声をかけない』、『反応を示さない』というのはいさかか課題があるんじゃないかって思ったりしています。


誰もが自分が可愛くて、やっていることを認めて欲しいと思っていると思います。

で、誰かがいざ反応を求めた時に『反応をしない』という選択をしているのにも関わらず、自分がやった時は反応を求める。

なんてこともたくさんあるわけです。


このようなスルー力はチャレンジしようという人の意欲を大きく下げてしまう。

その場に属しているのに、スルーをしているという状況は集団の整理がうまくついていない状況なのかもしれないと思ったりします。


スルーをしている人たちをどう捉えるか?

さて、いろいろと言いましたが、スルーをしている人たちが全部悪いのか?というとそういうわけでもありません。

その人達も一生懸命に人生を生きていることは間違いない。


今、たまたま僕の目の前で見た単なる『事象の一つ』ですべてを判断することはできません。

仕事に没頭していることもあるだろうし、家族との時間を大切にしているかもしれないし、何かトラブルが起こっているのかもしれない。


そうした時、相手は変わらない。その人達の行動を受けて、自分がどのように捉え方を変えるのか?ということしかないのです。


まず、一つ大事になってくるキーワードはそういう俯瞰的な見方を持って『赦す』ということ。

その上で、自分の行動を変えていきます。


  • 言葉をかける際に一人ひとりの状況を自分は知っているのか?

  • もっと出番を与えていっても良かったのではないか?

  • 話す機会を作ってこなかったのではないか?

  • そもそも興味がないという選択をしているのだから、そんなになんとかしようと思わなくても良いんじゃないか

  • 動いている人たちが楽しむことが大切なのではないか?

  • そもそも属することがその人にとって幸せなのか確認したほうが良いのではないか?

などなど、一つの事象の中に、たくさんの成長ポイントが見えてきます。


もちろん、その意識をしていない人たちも変えたほうが良いことはたくさんあります。

それだけではなく、自分も何を変えるか?ってことが大切。


大事なのはそこから何を学び、成長するか…ということだなと考えた今日このごろです。


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