あつぽん

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最近の記事

読みました。「はこんでころぶ」岡田 悠

岡田悠さんの、人生二度目の教習所通いを軸としたエッセイと創作が入り混じった本。 表紙がめちゃくちゃ可愛くて絶対欲しくて、通販解禁されて速攻買いました。もったいなくてしばらく袋から出さないで飾ってたもん。 今もなおペーパードライバーの自分が30年前に泣きながら通った教習所を思い出しました。 路上へ出る道で坂道発進が出来ずに路上に出られなかった事、こんなエネルギーを持つものがこんなにたくさん道を走っているという恐怖。無事に取れたら二度と運転しないぞと決めたあの日。決意通り全然

    • 読みました。「ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録」古川 英治

      実はウクライナの情勢は「大変そう」以上の関心をほぼ払っていなかったのだけど、ほぼ日の記事「ウクライナの、うまいパン」を読んで、ウクライナの人々が何を感じているのか気になったのでした。 https://www.1101.com/n/s/eiji_furukawa 戦争の中の人々の記録なので、一つ一つのエピソードがずしっと重く、読むのに時間がかかってしまったよ。それでも、ウクライナの皆さんが侵攻から何を思ってきているのか、著者の方が当事者として何を見て聞いて感じたのか、詳しく書

      • 読みました。「その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません」時田 ひさ子

        読んでいて何度もやめたくなった本。 それくらい、当てはまることが沢山で、泣けてきました。 あーこの生きづらさは、自分の「欠陥」「問題」ではないのだ、と思いつつも、そうでなければ楽だったのに、と思ってしまうこともたくさん。 それでも、これから生きていくヒント(まもなく50代になるけれど、それでも「これから」はある)に溢れていて、なんとか読み切りました。 カウンセリングやコーチングって、どうしても抵抗があって、モニターとかしてもがっちり心を閉ざしている自分がわかって「意味ねー

        • 読みました。「猫を処方いたします。」石田 祥

          心と身体のおつかれに、お薬のように「猫」を処方されるお話。 わたしの猫好きを知っているお友だちが教えてくれて速攻買いました。久々に短編集読んだなぁ。 どのお話も今の自分もなりうる症状で、絶妙な猫を処方されて、そしてまた前を向いて歩く元気が少しずつ出てくる。 我が家も猫様にたくさん癒されているし、たくさん未病を治してもらってきていると思います。 ますます猫様を尊敬し、愛おしくなりました。 あー今日も早く帰って服用したい! (通勤電車より)

        読みました。「はこんでころぶ」岡田 悠

          読みました。「魔女のあとおし」中山 有香里

          自分が他と比べて色々パッとしない自覚がある女性が、自分の中にあるのに押し込んでいた憧れやときめきを取り戻すお話。 あとおし魔女がいいのよ✨可愛くて、厳しくて、優しくて。 誰に遠慮してるんだろう。なにに尻込みしてるんだろう。人の目よりも自分、のはずなのに。 周りがすごく気になっちゃうマンとしては、魔女にかなりグサグサ刺されました。。。それでも、顔をまたあげて明日からも生きて行かねばの。 あと加藤さんしあわせになって。 #読書感想文

          読みました。「魔女のあとおし」中山 有香里