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ビリー・アイリッシュがスマホばかりしている若者たちへ「スマホでやってることを見せてやりなよ!」

スマホ漬けになっていることを批判されがちな若者たち(Z世代)について、ビリー・アイリッシュが強力なメッセージを発信しました

1.ビリー・アイリッシュのメッセージ

「オンラインで生きる世代が、どうやって現実世界で生きれるんだ?」
「手には携帯、頭は上の空」
「でも知ってる?」
「本当にやりたいことがあったら」
「できることが増えたってこと」

国連が制定した「国際青少年デー (毎年8月12日)」に、ドイツテレコムがビリー・アイリッシュとコラボしたキャンペーン・ムービー「ビリー・アイリッシュ×ドイツテレコム:私たちが次にすること」を公開した。
世界で初めてモバイル・ネイティブな環境で育ったZ世代へ向けて、テクノロジーに対するポジティブな思いや、テクノロジーで生み出すより良い未来の可能性を示唆する内容となっている。
When it comes to what we really care about,
本当にやりたいことがあったら、
Difference we can make means even more now.
できることが増えたってこと。
So maybe next time they see us staring at a screen
だから次に画面を見ているときに
and they ask us what we’re doing on it,
なにを見ているののか聞かれたら、
Why don’t we show them
彼らに見せてあげなよ
what we’re doing with it?
私たちがこれを「使って」なにをしているのか
「Billie Eilish x Telekom: What We Do Next」と題されたこの動画は、“今の若者はスマホばかり見てる”という一面だけをみて批判する大人に対して、そして、そう言われる若者へのメッセージとなっている。
動画では、若者はスマホでゲームやSNSだけをしているのではなく、スマホからつながる現実社会との接点や世界をよりよくしようとする運動、政治への参加やハッカーとの闘いなどを行っている若者が映し出される。ビリーは最初に彼らが持たれる先入観をかたり、そしてその後、自分たちのやっていること誇り、それをみせてみよう、と語りかけている。

もちろん海外メディアでも多く取り上げられています

特に上記サイトでは彼女や若者たちのインタビュー動画も掲載されています

スマホ漬けになっていることを批判されがちな若者たち(Z世代)について、ビリー・アイリッシュの強いメッセージです

批判するのはただ単に大人たちが、表面上しか見ていないからであって、
実際に若者たち(Z世代)はスマホを使って、政治に参画したり、ネットワークセキュリティを向上させたりと、さまざまなことをやっている
大人たちが何か言ってきたら、スマホでやっていることを見せてやりなよというメッセージです

2.未来を作るのは彼ら

オトナがなんだかんだ言っても、やっぱり未来を創るのは若者たちです

「若い世代を中心に感染者が増え、それが上の世代にも広がっている」「若者は重症化しにくいから、コロナを自分事と捉えていない若者が多いのではないか」――。
こうした言説がメディアなどで毎日のように取り上げられています。こうした若者に逆風ともいえる世論がある中、若者の間ではコロナに対応した新しい遊びが生まれてきているようです。
デジタルデバイスが当たり前の若い世代と別のスキルを持って暮らしてきた世代が、「困りごと」を通して、フラットに話し合い解決していくことができるなら、これこそ「新しい知恵」、今ない仕事が生まれてくる場所と言えるのではないだろうか。
光塩女子学院で起きている「変化」はそこかしこで起こっている、ささやかなものかもしれない。しかし、そこには多くの人の意思があり、「こうなったらいい」という構想がある。
それは、きっと大きな流れとなって、たくさんの「今ない仕事」を生み出し、新しい未来を作っていくに違いない。
天動説から地動説に変わった理由というのは、説得でも論破でもなくて、じつは「世代交代」でしかなかったんです。つまり、パラダイムシフトとは世代交代だということなんです

もちろんいいことばかりではありません
世界をひっくり返さんばかりの大騒ぎをしでかすのも若者たちではあります

いずれにしても、スマホに向かっている彼らが新しい時代を創っていくことだけは間違いのないことです

3.では大人たちはどうすればいい?

私たち、おじさん世代はせめて彼らの環境を整えてあげなければならない
いじめや誹謗中傷があふれるネットではなく、
またアクセスできる人と、そうではない人が存在するのではなく
あるいは旧来の国家間の対立や大人たちの権力争いの場ではなく・・・

これから大人になっていく子どもたちを取り巻くのは、新型コロナウイルスの問題だけではない。地球温暖化や海洋汚染などの環境問題、少子高齢化、貧困問題に食料不足……など多くの社会の課題がある。それらの課題も、やがては子どもたちの生活に影響する「自分ごと」だ。

子どもたちがこれから生きていく世界は決してバラ色ではありません
多くの課題を抱えたままでですが、スマホを手にした彼らにその世界をゆだねるからには、その環境作りぐらいは大人としてきちんとしてあげたいものです

最後に日々、胸に刻んでおきたいツイートです





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