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体験レッスンに行ってみた話


大人になると、
あんまり褒めてもらえないじゃないですか。
でも大人も、褒められるって、嬉しいですよね。
「いいね!」がもっと欲しくなりますよね..!!

どうも、ひよこドラマー抹茶かすてらです。

書きます宣言していたテーマ
第2弾、【体験レッスンにいってみた話】。
前回の
【ドラマーになろうと決意するまでの話】

の続きでございます。


(すごい、目次がキレイに斜めになった
意図してないのにw)

さあて、今回は結構だらだら書いてます。
あ、前回もか。
基本、だらだら書いていくスタイルですw
ではどうぞ。


どこでレッスンを受けるか


スティックを購入する頃と時を同じくして、
レッスン受講を検討した。
土日、毎週決まった時間、
自分の趣味として使うのはちょっと難しい。
子ども(4歳、娘)もまだ習い事もしてないし
家族に少なからず負担かけることになる。
事前に相談すればアリだが、
気は遣う。後ろめたさも感じながら
レッスンを受けることになるのは避けたい。。

となると、平日の仕事終わりに
しれっと行けちゃうパターンだ。
職場のエリアか、自宅のエリアか、
はたまた途中下車するか。
幸い、職場は都内にあり、
かつ新宿や池袋など音楽スタジオが豊富にあるエリアを毎日経由しているので
選択肢はたくさんあった。

時間を極限まで有効に使うのであれば
途中下車ではなく、
職場か自宅最寄駅の近く。

どちらもドラムレッスンをやっている所があった。
音楽スタジオが主催じゃなくても、
個人で教えている人や、
スタジオをもっていないドラム教室、
どちらかというと講師派遣の形態で、
指定した音楽スタジオで待ち合わせして
教えてもらうパターンなどもあり、
今や色んな形があるんだなぁと感心した。

とはいえ、個人とかスタジオ集合パターンは
何かとトラブルが多いイメージがあったので
安全面を考慮して、
多少高くても、音楽スタジオのレッスンで決めることにした。
最終的には、職場近くのスタジオへ。
決め手は、レッスン日の振替(翌月以降の繰り越し)や、
ドラム以外の楽器やボーカルレッスンに割り当てることもできること。
さらに、ダンススタジオも保有している会社なので、
ダンスレッスンにも変更できるとか。

しばーらく踊ってはいないが、
大学時代の4年間はストリートダンスサークルに在籍し、
大学2年から社会人3年目くらいまでは、
とぎれどきれではあるがダンスレッスンに通い、
社会人になってからも5~6回くらいは
イベントや発表会にも出た私は、
一応、ダンサーである。(元、ダンサーか..?)
ドラム始めようとするまえに、
最近運動不足だしダンスレッスン受けようかな?
と思い至ったことはあったが、
「いや仕事忙しいし、私は家に幼い子どもがいるし共働きだし夫無趣味だし…」
などと言い訳を並べて結局受講しなかった。

でもドラムレッスンに通うんだから、
もしかしたらダンスレッスンも受けるかもしれない。
そんな気持ちで、その音楽スタジオでのスクールへ
体験レッスンにいってみることに決めた。

もうすぐ、誕生日を迎える、
1日前のことだった。
ちょっと焦っていたのかもしれない。
でもこういう勢いは大事だと思う。


体験レッスンの申し込み



スクールをきめ、
まずは体験レッスンを申し込んだ。

今の時代はLINEで申し込みとか
問い合わせとかできる。
あまり積極的に使ってこなかったので
公式LINEとやらで普通の会話ができて
地味に感動した。笑

とりあえず、
公式LINEとおともだちになって、
体験希望日と好きなジャンルを書いて送ってみた。
ちなみに好きなジャンルは、popsとfunk。
レッスンへの希望は、
「基礎をしっかり知りたい。いろんなジャンルにチャレンジできる基盤を作りたい」
なんて書いておいた。

いま見返すと、
“未経験だからまずは体験から…“のわりに
具体的なステップアップイメージできてる感が出ていて笑う。

数日後、返信がきた。
「講師からいついつの日程での提案がありました。」
わーくわくわくわくわくわくわくわくわーくっ

そして、満を持して
当日を迎える。
そのときまで、ドラマーYouTubeの
叩いてみた動画やドラマーあるあるとか
そういうものは見たけど
へたにレッスン動画などをみて
始めてみることはしなかった。

考え方はいろいろあるだろうが、
どうせ素人を教えるのであれば、
まっっさらな白紙人の方が教えやすいし
私も純粋に楽しめると思ったからだ。
コツや感覚なども人それぞれ。
自分の先生がすべて正しいなんてことはないけど、
新人のうちは、あまり多くの先生がいないほうがいい、というのが私の持論。

いまでも、これは自分ルールにしていて、
自主練や参考程度に見るのは良いが、
新しいテクニックなどは勝手にやり方調べたり
やらないようにしている。
受験勉強でも、基本の参考書は1冊にしろ!
と言われていた。
(20年近く前のことだった…まぁそれは置いといて)
そもそも、ミーハー心であれもこれもやってたら
薄っぺらいドラムしか叩けなくなりそう。
まずは、目の前のことを着実にレベル上げていく、
基礎を固めていくのがいい、
と私は思っている。
はい、頭でっかち
抹茶かすてらです。

というわけで、話は脱線したが、
ついに体験レッスンの日を迎えた。
予定どおり、平日の夕方。
その日はレッスン始まる30分前に仕事を切り上げ、
スタジオに向かった。


初めての生ドラム

スタッフさんに契約説明を聞いて、
先生を紹介された。
今回は体験レッスンだが、
入会した場合は、基本的には同じ先生で
レッスンを受けることになる。
どんな人かなー、、
そわそわしながらご挨拶。

おお、バンドマンっぽいっ!
ドラマーっぽい!
ちょっとロン毛のさわやか系お兄さんでした。

ドラム、初めてです、触ったこともないです
とカミングアウトから始まり、
「では、叩いてみましょうか。」
といきなりドラムの椅子に座ることに。

いや~~緊張する~~
これが憧れのドラム、、
これを叩いたら正真正銘のドラマーになってしまう!
今まではタマゴだったけど、
ひよこになってしまう~
タマゴかえってしまう~


簡単に、スティックの持ち方、
(マッチドグリップと呼ばれる、初心者に向いてる一般的な持ち方であることをのちに知る)
ドラムセットの各名称や、
基本的な叩く場所や力加減などを
ぱぱぱーっと説明してくれ、
でもすごく簡単に。
とにかく、叩いてみよう!と。

噂の“えいとびーと“とやらの叩き方を教わる。
基本的なリズムで、
ドツタツドツタツ…という、
Popsではまじで基本中の基本。
ぅおお~~ドラム叩ける人っぽい~~!!!!

人生初のドラム、
初めて奏でるエイトビートに
とても興奮した。
先生も「初めてとは思えないですよ!」
ととても褒めてくれた。

正味50分ほどのレッスンなので、
エイトビート以外にも
どんどん、新しいことを教えてくれた。

曲のベースとなるリズムである
エイトビートなどに対して、
その繋ぎや、サビ前の独特なかっこよさが出てるところ、
それが「フィルイン」というもの。
今まで聞いてきた曲の、
あーここのドラムかっこいい~って思うのは
だいたいフィルインだったことが分かった。
(もちろん素人目線)


これも基本リズムがあって、
スネアドラムから、
ちょっと音色の違う太鼓(ハイタム&ロータム)、
そして低い音の太鼓(フロアタム)へと順番で、

  • タカタカ→ダカダカ→ドカドカ→ドコドコ

  • タッタカ→ダッダカ→ドッドカ→ドッドコ

  • タカッカ→ダカッカ→ドカッカ→ドコッコ

  • タカタン→ダカダン→ドカドン→ドコドン

  • ンカタカ→ンカダカ→ンカドカ→ンコドコ

てな感じで、休符の位置をずらして続け叩く。
..!!んなーーっっ
分かるよ、リズムの取り方は分かるし
理屈では理解してる、
でも難しい~~特に最後のやつ、
頭に休符がくるやつがめっちゃムズい。
1回ならできる。でも連続はできない、、、
あ~難しい。。
難しい、、楽しい、、なんだこれ
めっちゃ楽しい~~
できないの楽しい~~~~
練習したい~~~~~~!


あともう1つ、
これはたぶん、案外私が初めてにしては出来ていたので
背伸びレベルのものを教えてくれた。
シェイクビートと言って、
イカしてる洒落てるビート。
ドンツタンツタツタドッタンツ、ってやつ。
読んでわかりますかね。
これは、譜面見ながら頭で理解しながら
叩いてはみたものの、ほぼ形にならず。
でも1回か2回くらい叩けて、
これも要練習、、!!
わわわ、楽しい~~~

そして、残り時間も少なくなり、
「なんか曲で叩いてみますか。」と。

え。さっきドラム始めたばっかりで
さっき初めて生ドラム触ったんですけど
もう曲叩けるの!!!?


そうなんです、
ドラムって、叩けば音が鳴るから、
うまいへたは置いといて、誰にでも叩ける楽器。
素晴らしい。ドラム素晴らしいよ。。


「なにか好きな曲ありますか?」
と聞かれ、
「JamiroquaiのVirtual Insanityとか…」
と伝えた。
これは、ダンスやってるときに
基礎連のリズム取りでヘビロテしていた曲。
テンポもちょうどいいし、
わりと平坦な曲なので
リズムに乗るときはこれがベスト。

Virtual Insanityのドラムは
厳密にはもっと複雑なビートだけど、
私の覚えたてほやほやエイトビートでも
ちゃんとサマになった。
まだ肩の力が抜けず、堅かったと思うが、
でもちゃんと感動した。



そして入会へ

体験レッスンはあっという間に終わり、
でもあっという間なんだけど、その間に
人生で初めて生ドラムに触れ、
エイトビートを覚え、
曲に合わせて演奏する、
もうそれはそれは濃い時間でした。

レッスン終了後、
先生と、スタッフさんも同席で、
どうしますか?という話になった。

ぶっちゃけ、最初の契約説明の段階でも
絶対このスクール、と決めていたわけではなく
まずはやってみて、良かったら。
と考えていたが、、

まぁー、
とても良かったですはい。
先生も、なんというか、
要所要所で褒めてくれるし
それが大げさすぎない。
ちょうど、気持ちのいい褒め方
(なにさまw)
もちろん、違うときは違うと教えてくれる。
コツなんかも分かりやすい。
そして、時間もったいないから
とどんどん教えてくれるスタイル。
もう1回やる?次いく?と
適宜確認してくれる。

めっちゃいい。
私にはこういう先生、合う。


「お願いします!」
と気づけば即答していた。


月2回のレッスンを契約して、
次のレッスン日を決めた。
体験レッスンはカウントされないから、
その月は3回、レッスンを受けられることになる。

体験レッスンの1週間後に予約した。


帰り道

スタジオを後にして、
私はニヤつきが止まらなかった。 
すれ違う人いたら
二度見されていたかもしれない。
知り合いに見かけられたら
引かれていただろう


これは、この感じは…そう、
ずっと恋焦がれていた好きな人との
念願かなった初デートの帰り道ッ!!
(そうTwitterに綴っていたから間違いない)


浮かれて
うふふフワフワしながら
駅に向かった帰り道。
このときのことも、良く覚えてる。
たぶん、このときのことも
忘れはしないんだろう。






ドラムを始めてみて、
いままでの経験で役立ったな~と思うことが、2つ。

これまた違うテーマで詳しく書いてみたいと思うが、
1つは、
基礎的な音楽という意味で
幼少期の音楽教室、
からの、中学卒業まで細々続けたピアノ。

もう1つは、
ダンス。
音楽のリズムを取る、という点において、
おなじ感覚で行けちゃうところが多かった。
特に私はlock、soulあたりのジャンルをやっていたため、
いわゆる”裏拍”を感じること、
裏拍を取るとこに対して、身体に抵抗がない。
音楽聴きながらいつも16ビートを感じていたんだから。



ってかさ。

この記事書きながら、いままでのかすかな違和感に気づいた。
ドラムの8ビート、16ビートって、
ダンスでいう16ビート、32ビートだ。
数あってない!!!


だいぶ長くなったので、
この件はまた書こうと思います。


とりあえず、宿題2個目クリア。

次のテーマは、
【ドラマーになってから気づいた、ドラムが魅力的な話】です!

ちょっと、ずつ、
毎日2~3行ずつでも下書きを更新し、
少しずつ書き続けていきたいと思います。

書きたいテーマ、続々増えてるぞ、
がんばれ、私。


抹茶かすてら


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