懐かしき大船

中・高と北鎌倉にある男子校に通っていた為大船には思い入れがある。その大船に昨日行ってきた。
単純に様変わりした駅の様子に驚かされる。
私が学生だった頃は駅の構内にスタバもラーメン屋も無かった。
駅から出てみれば、上島珈琲もドトールもある。
別に今どき珍しくはないのかもしれないが、私にとって大船は都会というイメージではないのだ。
学生時代は軟式テニスの試合でテニスコートまで駅から歩いていき、帰りにコンビニでだべる。たまにカラオケで馬鹿騒ぎをする。
私にとってそんな街だった。けれど、今はなんだか都会的になってしまっている。
そんな感傷に浸りながら、駅から徒歩10分程の書店に入る。岸政彦さんの「大阪の生活史」という本が目に入り、手に取る。最近この手の本が気になる。
本には、東京はたまに行くと楽しいけど住んだら果たして楽しいのか、と書かれていた。
皆同じようなことを考えるな、と思った。
私は大船でも十分1日楽しめた。

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