真夏に入りたい「ぬる湯」10選(東日本編)
それにしても暑い。東京の夏の過酷さに耐えられなくなり、北海道に移住してきたのに、札幌も暑い。ここ2週間くらい30℃超えの日が続いています(それでも東京に比べればしのぎやすいですが・・・)。
札幌の人に聞くと、「こんなに暑い日が続くなんて初めて」とのこと。移住してきて早々、異常気象に見舞われるとはついていません。
このように暑い日が続くと、「ぬる湯」に入りたくなります。38℃以下の温泉につかれば、さっぱりと爽快な気分になり、夏バテも回避できます。
コロナの感染がまたもや拡大する中、なかなか温泉にも出かけられませんが、「ぬる湯」に入ったことを想像しながら、この暑さを乗り切りたいと思います。
というわけで、今回は2回に分けて、夏に入りたいおすすめの「ぬる湯」を10カ所ずつ紹介します。
いずれも甲乙つけがたいすばらしい湯ばかりなので、順位はつけていません。あくまで「10選」ということでご理解ください。また、思い出せていない「ぬる湯」もあるかと思いますので、その点についてもご容赦ください。
①丸美ヶ丘温泉ホテル(北海道)
帯広にある温泉。2つの源泉がそれぞれかけ流しにされていて、ぬる湯の源泉は約38℃。モール泉の極上湯。
写真は丸美ヶ丘温泉ホテルのHPより
②北見温泉(ポンユ)・三光荘(北海道)
38℃のアルカリ性単純温泉。硫化水素が香り、スベスベツルツルな肌触り。42℃の源泉もあるので、交互浴を楽しめる。
③磐梯熱海温泉・湯元元湯(福島県)
開業から100年以上の日帰り温泉。建物は年季が入っているが、湯は本格派。30.9 ℃の源泉がどかどかとかけ流し。熱湯との温冷交互浴も楽しめる。
④正徳寺温泉・初花(山梨県)
果樹園の中にポツンとある日帰り温泉。内湯には33.9℃の源泉がそのままかけ流し。一度つかると出られなくなる気持ちよさ。併設された食事処では、本格的なうなぎ料理を楽しめる。
画像は正徳寺温泉初花のHPより
⑤川古温泉・浜屋旅館(群馬県)
約39℃の透明湯が湧く同旅館は長湯のメッカ。足元湧出泉の内湯のほか、渓流沿いで開放感いっぱいの混浴露天もある。
画像は川古温泉浜屋旅館HPより
⑥川中温泉・かど半旅館(群馬県)
日本三大美人の湯のひとつ。34.6℃の源泉はしっとりと肌にしみこんでくるような入浴感。日帰り入浴不可なので、宿泊でゆっくりと長湯を楽しみたい。
画像はかど半旅館HPより
⑦白骨温泉・泡の湯旅館(長野県)
乳白色の露天風呂が名物だが、37℃の源泉がそのままかけ流しにされている内湯は鮮度がことさら高い。温泉通は露天よりも内湯を好む。
画像は白骨温泉のHPより
⑧栃尾又温泉(新潟県)
宿泊した人のみが入浴できる共同浴場。約36℃の源泉は湯との境界があいまいになる不感温度。1時間は平気で入浴していられる。飲泉も可。
⑨出湯温泉・華報寺共同浴場(新潟県)
寺の境内にある共同浴場。38.6℃のピュアな源泉が大量にオーバーフローしていく様は圧巻。地元の人とともに目を閉じて、じっくり浸かりたくなる湯。
⑩駒の湯温泉・駒の湯山荘(新潟県)
32℃の源泉が、ぼっこんぼっこんとすさまじい勢いでかけ流しにされている。最初は冷たく感じるが、すぐに快適に。夏場はさらに爽快な湯浴みを楽しめる。
以上、思いつくかぎり並べてみたが、絶対に忘れているぬる湯があるはず。というか、今の時点で、3つほど山梨県のすばらしいぬる湯を思い出してしまった・・・。それらは、また別の機会に。
〈西日本編はこちら〉
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