「250日連続投稿」を続ける私の方法【アンテナを張る】

noteへの投稿を始めてから260日以上が経過した。毎日欠かすことなく更新を続けている。

連続投稿を続けるためのコツを私なりにまとめてみたいと思う。

今回のコツは「アンテナを張る」ことである。

⑦アンテナを張る

連続投稿を続けるうえで、多くのクリエイターが悩むのが「ネタ不足」ではないだろうか。私も日々「このままではネタが尽きそう・・・」と戦々恐々としている。

ドラマの主人公のように、毎日、事件やトラブルが起きれば書くことには困らないが、現実はそんな劇的なことばかりが起こるわけではない。私も毎日温泉に入っているわけではないので、日々温泉に関するネタが湧いてくるということはない。

だが、それでもなんとか毎日更新できているのは、noteに書くネタを求めて普段からアンテナを張っているからだろう。

「アンテナを張る」というと、常に新しい情報やネタを探しているように感じるかもしれないが、特別に何かをするというわけではない。

「アンテナを張る」ことは、「テーマを絞る」ことと同義であると私は思っている。以前の記事で、テーマを絞ることで書きたいテーマが浮かび上がってくるという話をした。

たとえば、私の場合は「温泉」というテーマに絞ったうえで、さらには「ソロ温泉」「温泉ワーケーション」「絶景温泉」「温泉本」「温泉移住」など、さらに細分化された柱を持っている。こうしたキーワードを常に意識していると、日々生活しているだけで、それに関連した情報がアンテナに引っかかってくるものだ。

たとえば、ネットニュースで「多拠点居住を志向する人が増えている」というニュースを見たら、「各地の温泉地でワーケーションをすることは、多拠点居住に近い感覚かもしれない」といった発想に結びつく。そして、「温泉と多拠点居住をリンクさせた記事を書いてみよう」となる。

ネットやテレビなどのメディアに限らず、誰かと温泉について話しているときに、「これもネタになりそう」と思いつくこともある。たとえば、「観光地に行くと休みモードになるので、ワーケーションできるか不安」という話を聞いたら、その人に向けて温泉ワーケーションをしたくなるような記事を書いてみよう、となる。

もし自分の中に、このようなテーマやキーワードをもっていなかったら、まわりから刺激を受けて、記事のネタが浮かぶという現象はなかなか起きにくいだろう。ほとんどの情報が引っ掛かりなく、右から左へ流れていく。そういう意味でも、執筆のテーマを絞ることは大切である。

「テーマをもつ」ことは、受け身なアンテナの張り方だといえるが、もっと能動的にネタになる情報をとりにいく方法もある。

たとえば、実際に体験してみること。私の場合なら、温泉地に出かければ、それ自体がネタになる。

また、自分のテーマに関するインプットを積極的にする方法もある。関心のあるテーマに関連する書籍を読んだりするのも、そのひとつだ。やはり書籍などまとまった情報を読むと、自分の好奇心が刺激されたり、理解が深まったりして、書きたい内容が見つかりやすい。

実際に体験することやインプットすることは、記事になるネタが見つかりやすいという意味では有意義だが、時間もコストもかかるので、気軽にできないという人もいるかもしれない。

そういう人におすすめしたいのは、noteの他のクリエイターの記事を読むことである。自分が関心・興味のあるテーマについて書いているクリエイターをフォローしておき、すき間時間に読んでみる。

すると、さまざまな刺激を受けて、記事を書きたいという欲求にかられる。「この考え方は共感できる。自分もこのテーマについて書いてみよう」となることもあれば、「ちょっと自分とは考え方が違うなあ。自分の見解をまとめてみよう」となることもある。

私も温泉や旅について書いているクリエイターの記事を読んでいると、発想や好奇心を刺激され、それが記事化につながったことが何度もある。noteの記事のネタを探す人にとって、他の人のnoteの記事を読むことは、いちばん手軽で効果的な方法かもしれない。

サポートいただけたら大変ありがたいです。サポートは温泉めぐりの資金とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。