見出し画像

東京からアクセスしやすい「ワーケーション」向きの温泉地10選

「温泉ワーケーション」を充実させるには、限られた時間を有効に使うことも大切だ。なかでも移動時間の長短は仕事の効率や生産性にも影響する。

そういう意味では、比較的、移動がスムーズにできる温泉地は使い勝手がいい。気軽に行動できるため、ワーケーション初心者にもおすすめだ。今回は東京に絞って、約2時間で到着できる温泉地を紹介する。

なお、「約2時間」はあくまでも目安。出発地や乗換待ちなどの時間は厳密に考慮していないので大目に見ていただきたい。

①熱海温泉(静岡県)

東京駅から新幹線で約45分。熱海駅を降りると、飲食店や土産物店が並ぶアーケード街があり、すぐさま温泉気分に切り替わる。宿泊施設はたくさんあるが、温泉が循環されていまいちの宿も多いため、宿選びにはこだわりたい。また、アクセス抜群の一大観光スポットなので、家族といっしょにワーケーションという選択肢もありだ。

出典:熱海市観光協会公式サイト

②越後湯沢温泉(新潟県)

東京駅から新幹線で約70分。新幹線に乗り込んで駅弁でも食べていたら、すぐに到着する距離。しかも、駅を降りたら徒歩圏内に温泉宿が点在する。飲食店やコンビニなどが並び、駅前にはコワーキングスペースもある。ただし、温泉がかけ流しでない宿も多いので、宿選びは慎重に行いたい。

③湯河原温泉(神奈川県)

東京駅から湯河原駅まで特急で約75分。湯河原駅からバスで約10分。山海の自然と食べ物に恵まれた歴史ある温泉地。高級旅館が多く、全体的に相場も高めだが、比較的リーズナブルに泊まれる宿もある。温泉街には意外と飲食店が少ないので、食事をどうするかは事前に検討しておいたほうがいいだろう。日本で初めて作家が「缶詰」にされたといわれる宿「加満田」で、疑似缶詰体験をするのも楽しい。

④湯の川温泉(北海道)

羽田空港から函館空港まで80分。空港から徒歩10分。「日本一空港から近い温泉街」。飛行機に乗り込むまでに時間はかかるが、ひとたび離陸すればあっという間に温泉街に到着。電車を乗り継いで首都圏の温泉地に行くより、北海道の温泉へ飛んだほうが意外と近かったりする。

出典:函館国際観光コンベンション協会公式サイト

⑤箱根温泉郷(神奈川県)

新宿駅から箱根湯本駅まで特急で約95分。箱根湯本の温泉街は徒歩圏内。広範囲に温泉地が点在するので、箱根湯本駅からは登山鉄道やバスで移動する必要がある。比較的、相場が高い温泉地なので、予算との兼ね合いがポイントになる。熱海温泉と同じく、アクセス至便かつ観光スポットが多数あるので、ワーケーションの前後に家族と合流するのもおすすめ。

⑥湯村温泉(山梨県)

新宿駅から特急で甲府駅下車(90分)。甲府駅からバスで15分。甲府の市街地に混在する小さく静かな温泉地。「信玄の隠し湯」や太宰治が滞在した温泉としても知られる。ぬるめの湯なので、ゆっくりと長湯をするのに向いている。宿は10軒弱。大型旅館もあるが、連泊向きのリーズナブルな小旅館もある。

出典:Wikipedia

⑦伊東温泉(静岡県)

東京駅から特急で約105分。全国屈指の源泉湧出量を誇る東伊豆の名湯。広範囲に温泉宿が点在するので、宿によっては駅からバスやタクシーに乗る必要がある。源泉かけ流しの宿も多く、共同浴場の湯めぐりも楽しい。東海館をはじめ文化的な観光スポットや飲食店が多いのも魅力である。駅前に飲食店が充実しているので、宿は素泊まりにして、食事は外で地元の海産物などに舌鼓を打つという手もあり。

⑧飯坂温泉(福島県)

東京駅から福島駅まで新幹線で100分。飯坂電車に乗り換えて約20分。飯坂温泉の終点に温泉街が広がる。市街地にある温泉なので、飲食や買い物にはあまり困らない。風情のある小さな旅館から大型旅館まで数多くそろうので、自分の好みや目的に合わせて選ぶといいだろう。鯖湖湯をはじめ共同浴場が充実しているのも魅力。

出典:飯坂温泉観光協会公式サイト

⑨伊香保温泉(群馬県)

上野駅から特急で渋川駅へ(95分)。渋川駅からバスで25分。石段街がシンボルの湯街で、浴衣でのそぞろ歩きが似合う。温泉街の風情を味わうには最適。温泉街に宿は40軒ほど。飲食店もそこそこあるので、素泊まりで連泊する手もあり。

出典:渋川伊香保観光協会公式サイト

⑩下諏訪・上諏訪温泉(長野県)

新宿駅から上諏訪駅まで特急で約130分。少々時間はオーバーするが、特急を使えば乗り換えなしで到着する。諏訪湖のほとりには湖を望む宿が並ぶ「上諏訪温泉」と、昔ながらの宿場町風情を残す「下諏訪温泉」がある。源泉が豊富で共同浴場が多いのも魅力。ワーケーションの間に湯めぐりをしたり、湖畔を散策したりするのも楽しい。

サポートいただけたら大変ありがたいです。サポートは温泉めぐりの資金とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。