【4】香りに助けてもらった留学生活
こんにちは!ソルナス広報部です。本日はソルナス代表/本部順和の留学生活ストーリーをお届けします。
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香りに助けてもらった留学生活 ~ゼラニウム~
社会人になってから、高校・大学時代に果たせなかった留学を決意してイギリスの大学に留学しました。ニューキャッスルというスコットランドに近い北部の大学寮での生活が始まり、無縁だろうと思っていた「ホームシック」がやってきました。自分でも驚きでした。東洋人は比較的多かったものの、香港、マレーシア、台湾からの留学生ばかりで、同じ学部に日本人は一人もいませんでした。また北部の英語も聞きとりが難しく、イギリスや欧米の若い学生にとは最初なかなか馴染めませんでした。幸い、クラスメートに恵まれ、英語が完璧ではない私を助けてくれる友人に出会うことができました。
そうはいっても、買い出しなどちょっとしたことで疎外感が否めず、出国時、意気揚々としていた私は、壁にぶつかったのでした。基本的に、落ち込んでも、立ち直りは早いほうですが、いつもと勝手が違うことを痛感しました。
その時も、香りが私の気持ちを落ち着かせてくれたことは強く心に刻まれています。イギリスはアロマセラピーのメッカです。1996年当時、アロマにさほど興味のなかった私がアロマ(エッセンシャルオイル)に気軽に触れることができたのも、イギリスという土地柄のおかげです。
Bootsというドラッグストアに精油がビタミン剤の棚の近くに陳列されていました。10mlだったかと思いますが、5ポンドくらいのお手頃価格だったことを覚えています。アロマに興味なかったとはいえ、天然ラベンダーの香りの心地良さを覚えていたり、精油に手が伸びたのは必然だったのかもしれません。
ともあれ、Bootsで手に取ったのは「ゼラニウム」。これが「アロマ」を日常的に使うようになった始まりでした。なぜゼラニウムだったのかは自分でわかりません。たぶんその時の私にとってはとても心地よく、期待と不安の混じった気持ちのバランスをとってくれたのかと今では理解しています。その頃はネット環境もなかったので、ゼラニウムがどのような香りで、どんな作用があるかもわからなかったのです。ただ直感で、選んだ精油がたまたまゼラニウムでした。
あとになって私がゼラニウムを選んだ理由に納得ができました。
気持ちのバランス、からだのバランスなどの自律神経系へのケア、そのころ荒れ気味だった肌、なによりそのやや華やかながらもちょっと薬草みたいな香りに惹かれたのだと思います。
心もからだも正直に欲しいものを求めるものですね。こうして、香りは私の留学生活を支える大事な部分となりました。
🌲次回をまたお楽しみにしてください🌲
【3】ソルナス代表/本部順和の「アロマとの出会い」はこちらから
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