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死にたいと言わせてくれ

死にたいのに生きてるってことは、生きたいのに生きれないってことと同じ状態だから。もうそれはそれはとっても可哀想で、もう少し慈悲かけてもらえてもいいんじゃないでしょうか、自分で自分を褒めても許されるんじゃないんでしょうか、自分を甘やかしても罰は当たらないんじゃないでしょうか。

どうして死にたがることは否定されがちなんだろう。

死にたくてたまらないよ、ははは、と言ったら
私を悲しませないために生きてよ、と言われた。

私だってそりゃ誰のことも悲しませたくないよ。
違う、そういう話じゃなくて、
じゃあ私の心がこれ以上悲しまなくていいように、
苦痛を感じなくていいように、
死ぬことだって許してよ。

この気持ちを例えるなら、足枷というよりも風船だ。
目に見えてあざができたり足が折れることは決してない。常にふわふわと私の周りを漂って離れない。そんな紐、簡単にハサミで切ってしまいなよと人は言う。そんな軽い物、なにも制限にならないじゃないと人は言う。

だから困るんだ、焦っているんだ、空気のようなわだかまりを手放せない自分に。この手から離れないのだ、それならきっと、追い込まれたあなただって、この腕ごと切り離してしまおうと思うだろう?

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