(就活情報)記者て、他の仕事に比べて新人が1番活躍できるんじゃね。成長率半端ない

記者のあとはコンサルとかデジタルな会社で働いてるけど、記者以外の他の仕事って本番前の下積みが長いし、多いし、上司の決裁とかもあるし、メールはいろんな人がccだらけ。自分は中途だから裁量も自由もあるけど、生え抜きの若手はつまんなそーにしてる。記者はいきなり4月から戦力化して、本番でバリバリ働く、んでニュースによっては新人が1人最前線で会社の出来を左右する可能性も出てくる。ファーストキャリアが記者で本当に良かった。

プレッシャーも半端ないけど、成長、自主性育成具合が半端ないと思う。そして、情報収集能力てどこでも必要なスキル。いつまでもやる仕事とは全く思わないけど、最初のキャリアが記者で、その後に他業界に行くって、あまり事例は少ないし、難しく思えるけど、実は理にかなってる。

まあ、自分の会社の新人とか、他の会社の話聞いても、新人は、まーしょうもない仕事やらされてるよね。議事録作成、資料づくり、飲み会の設定などなど。記者は先輩と一緒になって取材もあんまないし、自分でネタを拾って、連載も考えて、自分で動かないと回らなくなる。

自立て意味では営業マンもひとりでバリバリ開拓するんだろうな。でも新人記者の怖くて面白いのは、持ち場で特大なニュース、出来事が起きたら、現場に直行して新聞のトップページである1面に記事を投げることもある。新人ひとりしか現場に居なくて、ネタを取りそこねたら、自社の看板商品に傷をつける。他社でいったら、トヨタカローラのフロントデザインをいきなり新人が(1日だけだど)やるみたいなもんか。商社で何百億円のディールの大事な交渉を新人一人ぼっちでやる。ありえないことだけど、記者には、そんな日が突然現れる。首相が暗殺された現場とか、新人しかいなくて、カメラを夢中で回したなんてこともいたんだろうなと思う。

自分も山陰の田舎で殺人事件があったときに急行して、一番のりしたことがある。そのときは深夜で被害者の写真が載せられるかギリギリのタイミング。他社のベテラン記者としのぎを削った。

翌朝の1面に写真が載らなかったら、会社の看板に傷をつける。クルマ飛ばしてアドレナリン出まくりで現場を、回った記憶がある。現場ひとりのときは誰も助けてくれない。現場の状況は俺しか知らない。編集長、本社デスク、敏腕記者よりも偉くなった瞬間だった。結果、写真は地元紙と自分の紙面だけ載った。

そんな瞬間があるから、普段からフルで頑張る。関係者のコネを広げとく。とてつもない緊張感と高揚感は成長のエンジンになったかな。

やめてからしばらくたつけど、新人時代からの自分で動く、自分で責任をとる。これは染み付いていておおきな強みになってる。

記者のキャリアの有用性はまた別の機会に書きたいけど、自分を、磨くにはおすすめ。潰しが聞かないという人もいるけど、記者のバイタリティ、行動力はどこでも通用するし、もっと色んな場に出て社会に還元してほしい




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