6号新苗夏剪定後の10号鉢への鉢増し
2023年9月17日0630
苗が届いた翌朝に6号鉢から10号鉢へと鉢増しをした
本来なら2号ずつ増していくので8号鉢が定石
基本的に鉢バラの終の住処は8号でも十分らしいのだが、
①来春に地植えに下ろす予定なので可能な限り根を張らせたい
②栽培スペースと資材コストの確保が可能
③使いたい鉢で8号が欠品だった
という理由で10号鉢にしました
【使用資材】
鉢:10号角深鉢
用土:プレミアローズ培養土
元肥:オーガニック肥料
その他:鉢底石
※全てロサオリエンティス
【作業手順】
記録として残したいので以下に手順を残します
①鉢底石を敷く
本来なら鉢底石が要らない鉢なのだが、
定石の8号鉢よりも大きい10号鉢への鉢増しなので、
通気性と水はけをより良くするために鉢底石を敷きました
10号鉢1つに1.2ℓ使用(規定量)
②底土を入れて元肥を施す
底に培養土5cm程入れて、元肥としてオーガニック肥料を規定量(140g)入れてよく混ぜる
根が直接肥料に触れないように培養土を乗せ入れて高さを調整する(目安3cm厚)
接木目が鉢周りにある段差(ウォータースペースライン)よりも1cm程高くなる位置がベスト
③根鉢を置いて培養土を入れる
苗を鉢から取り出して、根鉢を崩さず、仮置きをする
所定の高さになっている事を確認したら、根鉢と鉢の隙間に培養土を入れる
土が隅々まで入るように、鉢底を床に打ち付けたり振動を与えながら入れていく
土中の小さな空隙は残したいので棒で突いたりはしない
④植え付け完了と二度の灌水
3cm厚さ程のウォータースペースを確保出来る位置まで土を入れたら植え付け完了
次は灌水(水やり)
鉢栽培の灌水タイミングを把握するため※『サスティー』を設置した
※土中の乾湿状態を目視で確認できる資材
表示窓が乾いていると白、湿っていると青に色が変わる
鉢縁ギリギリまで水が貯まるように灌水をして水圧で浸透させていく
おおよそ30秒程で鉢底から水が抜けて行く
30分後にもう一度同じように灌水する
乾燥している培養土は水を弾いてしまう性質があるので、
1回目の灌水を呼水として、2回目で完全吸水させる
30分程間をおくと間違いが無い
表土への施肥は行わない
【栽培環境】
南側のコンクリート製テラスにて栽培
日当たりは日の出2時間後から15時までの間(6〜8時間)
軒下になる箇所もあるのでテラス内移動で雨除けが可能
家族が育てていた新苗バラ:ユイットカンパーニュも同時に育てる事になった
用土と鉢が違うので灌水タイミングや生育に差がありそうだけど
それはそれで面白そう
3鉢ともサスティーを設置したので乾湿タイミングも観察したい
とりあえず2週間は乾いたら灌水を繰り返すだけ
10月になったら週に1度の液肥を灌水時に施す予定
この芽からはじめての花が咲く時が楽しみ🌹
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?