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聴いていたブルーマンディ

水曜日っていうのは、僕にとって特別な日だ。

ほとんどの人達からすると何の変哲もないただの平日。しかも週の中日だ。一週間の折り返しで仕事もまだまだ残っている。あまり好感を持たれる曜日ではないよね。

でも僕の場合は、一週間に一度の大事な休日なんだ。

僕は代々続いている靴屋の三代目だ。まあまだちゃんと継いだとは言い切れないかもしれ ないけどね。群馬県館林市にあるとても小さな靴屋。清水靴店。約 65 年の歴史がある。創業はじいちゃん、二代目は僕の親父。まあ、家業の話は別にいいか笑。いつかまた機会があ ったら話しますね。とにかく水曜日定休日っていうのは、先代のじいちゃんが決めたっきり今の今まで変わらずきている。
今回は僕の大好きな水曜日、僕の休日、いやいや soles のホリデイの話をします。

アルバムに収録されている「ホリデイ」という曲。
この曲の原型ができたのは、シミズユウ スケの視点第一回目で書いた「ましろ」と同時期だ。だから去年の夏だね。僕の記憶を遡る と、あれは世間がお盆休みだったくらいじゃないかな。僕はインディーロックが好きでそういったサウンドの曲が作りたいと思った。
この頃はまだピアノを持っていなくて、曲作りはすべてアコースティックギターで作っていた。あ、そうだこの時にはまだエレキギターすら 持っていなかった。ロックバンドをやっているのに、エレキギターを一本も持っていないな んてヤバいけど、曲作りには特に不便はなかったな笑。この少しあとには、soles の記念すべき初作品『pickles』を発表する。
だから『pickles』はすべてアコギで録音している。完成 されたサウンドは全然そんな感じしないけど、それはいしつか君のサウンドアレンジのお かげです。うん。『pickles』も是非聴いて欲しいな。

あ、全然話がそれちゃいましたね、すみません笑。

とにかく冷房のあまり効いていない部屋で汗をかきながらアコギをかき鳴らしてホリデイを作ったのを覚えているよ。確かコード 進行の一部は、昔作った曲を基にしている。この曲はサビから出来た。それから A メロ、そのあと少し試行錯誤してから Bメロ、前奏、間奏って順かな。

アルバムの中でも一番インディーロック調で疾走感がある曲だよ。この曲は、僕の大好きな UK ロックバンド、The Cribs にかなり影響を受けている。特にクリブスのセカンドアルバ ムのサウンドのイメージかな。

歌詞は、ましろほどではないけど時間が掛かった。多くのインディーロックの曲がそうであるように(そんなこともないか…)、メッセージ性の強さというよりは、言葉選びにはこだわっている。意味が分からないところもあるけど、全体としてはまとまっていると思うよ。でも、文章としてただ読むのなら、歌詞じゃないもんね。クセになるような歌詞にしようと頑張ったよ。

でも、この曲が完成するまでに、かなり時間が掛かっているんだ。
アレンジも全部し終わっても、なんかしっくりこない。あ、アレンジの詳しい話はいしつか君に任せようかな笑。

とにかく結構前に録って、完成したのは結構後のほう。だいぶ寝かせた曲かな。

それでもアルバムの中では、アッパーな感じの曲だし、soles の中でもかなりインディーロック感が強い曲だよ。「カムアスユーアー」の仲間って感じかな。

ホリデイ。聴いてねー。

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