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03.ホリデイ

ホリデイ
solesのファーストアルバム「I don't want you to be dyed like that shining black」の3曲目。

何かいい写真が無いかなと思ったので、ニューヨークのインディーロックバンドVampire WeekendのHolidayという曲のMVから。solesの2人が好きなバンド。
ユウスケくんはThe Cribsのイメージで書いたと言ってますけどね笑

このホリデイという曲は、solesの結成から程なくして出来た曲です。結成当初はどんな曲を作っていこうかと、スタジオやLINEでやり取りをしてた記憶があります。
その時に僕がガブリエル・アプリンというシンガーの「Sweet Nothing」を聴かせ、この感じいいよねと提示しました。
(ちなみにこの僕の昔やってたバンドVulpes Vulpes Schrenckiでも、この曲みたいを参考に作ってみたのですが、この時は上手くいかなかった。)

この曲はすごくシンプルな事をやってるのに、展開がしっかりとしていて、なおかつ耳に残る。
そして、この特徴的なBメロのアルペジオを楽曲に組み込みまたい!
Bメロのギターのアルペジオはサビへの架け橋として美しく素敵で。静かなBメロから明るいサビへ繋がる展開はとても気に入っています。

全体のアレンジは結構早く決まって、メインで鳴ってるギターとは別のギターは、僕が家で弾いたものが採用されてます。ホリデイという曲なので、南国のバカンスのようなギターを入れてみました。
ベースラインもオーソドックスなロック的フレーズを入れて、インディーロック感を出せたかなと。

そんなこんなで、すんなりベーシックは完成したのですが、1番終わりの長めの間奏(ギターソロ)が、曲が長くなりすぎると思い削ることになりました。代わりにイントロをまた間奏に持ってきて、長めのBメロに流れていく展開に。
ですが、ここにきてイントロが全くしっくりこないという問題が!
ファズギターをかき鳴らして、夢の中から目覚めるようなイメージを表現したかったけど、何かが足りない。シンセの音を色々足しても違う…。

という事で、あれやこれやと覚えてないアレンジがたくさんあるのですが、レコーディングしたボーカルのサビメロを逆再生したものを足し、そこにリバーブ深めのサビの声も足して、夢の中のようなイメージの音を表現しました。
取り掛かってからここに落ち着くまで、半年近く掛かってしまったのですが、最終的にはいい感じでまとまったと思ってます。本当に長かった…!


そしてようやく音源のミックスダウンに取り掛かれると思った矢先、僕のPCのデータが全て吹き飛ぶという事態に…!!
結局データ復旧までの約1ヶ月間、solesのミックス作業や新曲のアレンジ作業は中断。
この時の事はまた別の機会に…。


休みの日はいつも心が踊る。
仕事の日でもこの曲を聴いて、休みの日に想いを馳せてください。

(いしつかねこ)

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