ソレイユ相続相談室

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田舎の土地を相続する? しない?

GWも後半、新緑の地方の実家に帰省されるご家族も多いことでしょう。 中学生の娘さんに、お父さんはこんな質問をされました。 「この家や、まわりの土地は、そのうちお父さんが受け継ぐの?」 「そうだね。どうするか、そろそろしっかり考えないとね。」 お父さんは、娘さんに田舎の土地にはいいところもあるし、 悪いところもあることを伝えます。 いいところ、自然環境が豊か! 田舎の土地は、都会と比べて自然環境が豊かで、のんびりとした生活を送ることができるよ。空気もきれいで、静かな環境で

    • GW! 久々に実家を訪れた若い世代の方々、相続準備を始めるいいチャンスかもしれません……。

      出身地を離れて都市部で暮らす相続人世代は、今後発生する相続への備えを、しっかりしているのでしょうか? 約6割が「親の資産を正確に把握できていない」というデータもあります。(NTTデータ研究所2022.3) データによると、相続に関する相談の必要性を感じていても、「親と話をしにくい」という答えが半数以上を占めているようです。 離れて暮らす故郷の両親に「もしもの時」が来た時、一番困るのは、親の資産をよく把握できていない相続人。 相続人同士が「争族」になったり、相続手続きが必

      • 「家族信託」は新しい相続対策のツール

        家族信託は新しい相続対策のツールとして活用が広がっています。 相続(争族)対策のツールとしては遺言が有効ですが、家族信託は遺言ではできない範囲をカバーできることから注目されています。 高齢化とともに、5人に1人がかかるといわれている認知症・・・。 認知症が進むと、自分の預金を下ろすことも、不動産の処分をすることもできなくなります。 このような認知症による経済的制約の備えは遺言ではできません。 家族信託による対策が有効です。 また、遺言で自分の財産を次に誰に相続させるか

        • ソレイユ相続相談室とは?

          こんにちは、ソレイユ相続相談室です。 相続の相談は、誰にすれば良い? 多くの人々が知らなかったり、迷ったりしておられます。 特に、相続の専門家は国家資格の士業だけでも、弁護士、税理士、司法書士、行政書士があり、誰に相談すれば良いのか迷ってしまいます。 国家資格がいくつもある理由は、日本の役所の縦割り行政のなせる技なのです。各省庁の士業の管轄は、法務省が弁護士と司法書士、財務省が税理士、総務省が行政書士……という具合に、各省庁が縄張りを持って資格を管理しているのです。 そ

        田舎の土地を相続する? しない?