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【詩】酔いどれ辿れば


咲き続ける花が香る

規則正しい音が ひとつ ふたつ

重なることなく響いている

朝と夜のはざま うっかり迷い込んで

夢とはぐれないよう歌っていた

見つけたのは私 捕まえられたかわいい君

自分より幾分かあたたかい手のひらが

やさしく誘う現に残るは雨のあと



 


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