男らしさ、女らしさ|コフート心理学からみた、人間にとって必要な3つのもの
この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ
みなさん、今日も一日おつかれさまでした。臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。埼玉県志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。みなさんの一日はどうでしたか。うまくいった人も落ち込んだ人も、寝る前のひととき、リラックスしてお聴きください。
■テーマ
男らしさ、女らしさ|コフート心理学からみた、人間にとって必要な3つのもの
◇こんな悩みを持っている方に
・男らしく、女らしく生きるにはどうすれば?
◇そんな人がこの放送を聴くと、
・自分の中にある男性性や女性性に気がつくでしょう。
■男らしさ、女らしさとは
この回答は、それこそ山ほどあるでしょう。例えば、
・男らしさとは、頼りがいがある、守ってくれる感じ、
・女らしさとは、しなやかさがある、安心できる感じ、
などなど。
それと被るかもしれませんが、私はこう考えました。
・男らしさとは父性であり、この人がいれば大丈夫という御神体のような樹のイメージ
・女らしさとは母性であり、世界中が敵になってもこの人だけは味方でいてくれるイメージ
コフート心理学では、次のように言います。
・鏡自己対象(母性)
・理想化自己対象(父性)
メモ
この男らしさ、女らしさの2つの質は、男も持っているし、女も持っているのです。
■親友も大切
・コフート心理学では、母性と父性はなくてはならないものです。
・そして、親友も大切なものといいます。
・つまり、双子自己対象(親友)
人は母性と父性によって、自分は他の人とは違う存在なんだということを学んでいきます。これが個性にもなり、自分のアイデンティティにもなるわけです。
では親友とは何でしょう?親友とは、自分と似ている人のことをいいます。漠然とした表現ですが、人間は「自分と一緒」という感覚も大切であるということです。
東日本大震災で、アメリカが展開してくれた「トモダチ作戦」もこの双子自己対象のことでしょう。
・自分は他人とは違う
・自分は他人と一緒
この2つがあって、人生は豊かに開花していくのです。
■まとめ:人間が生きていく上で必要なものは3つ
・母性
・父性
・親友
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