弱い自分が嫌いだ!でもそれが【自己実現】のキーワード|パーマンの生き方
この記事は「シノブラジオ」の覚え書きです。本編が気になったら、下記のラジオのほうもお聴きください。
>>シノブラジオ
臨床心理士・公認心理師の高間しのぶです。埼玉県志木市のソレア心理カウンセリングセンターでカウンセラーとして働いています。
■テーマ
弱い自分が嫌いだ!でもそれが【自己実現】のキーワード|50代からの生き方
◇こんな疑問や悩みを持っている方に
・弱い自分が嫌いで、そんな自分を変えたい
・弱い自分を認めるといいというが、それができない。
◇そんな人がこの放送を聴くと、
・焦らなくていいことがわかります。
◇ツイート紹介
今日のテーマにつながる私のツイートを紹介します。
弱い自分を否定する人、本当に多すぎですね。みんなスーパーマン好きですね。広告の人たちはスーパーマンなら儲かるのでもてはやす。ドラえもんの藤子不二雄はそのことをよく分かっていたので「パーマン」なるマンガを書いた。1960年代高度成長期の頃ですよ!先見の明ありすぎ☺
■パーマンとは?
・1967年(日本の高度成長期)の藤子不二雄によるアニメ。
・表向き:宇宙人からもらったパーマンセット(マスク、マント、バッジ)で、怪力や空を飛ぶ能力などを活かして正義のヒーロー物語。
・本音:「スー」がないスーパーマンという意味。つまり半人前。
・つげ義春の「無能の人」と同義語。パーマンを翻訳すると「無能の人」。
■弱い自分と強い自分
・40代まえは強い自分を前面に押し出してやっていく
⇒成りたい自分になる表向きの自己実現
・50代からは、ゴミ箱に捨ててきた弱い自分を取り出して、現在の自分に統合していく
⇒ユング心理学では個性化という。真の【自己実現】
メモ
いまは弱い自分を認められなくてもいい。そういう自分は、ずっと自分のゴミ箱にいて自分をみているのだと分かっていることが大切。
■まとめ:スーパーマンではなく「パーマン」
・半人前を生きよう
・50代になったら、過去を振りかえっていく時期にはいる
・それが真の自己実現
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