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Satokotakayanagi
2020年4月22日 16:46
***凍てついた晩に ふざけて口にしたことを朝になって 嘘だったとは云うまいなにかの足あとが 星のように雪のうえに つづいているさようなら 副馬たちが眠たげにぴんと張った手綱のさきで 身を震わせる揺れでもすれば かしいだ頸木の端を道標が引っ掻くことだろう黒ずんだ轅が 不規則にたわむたびにわたしは思いだすのだろう あそこでは 友らが笑いいつもと同じ椅子や机が