見出し画像

『橋本治の中期エッセイ・批評集』〈仮題〉の刊行を提案したい

寒いので朝風呂に入りつつ一人編集会議。ひとつ企画を思いついた。『橋本治「再読」ノート』には橋本治の中期の著作からたくさんの引用があるが、それぞれの親本を探すのに手間がかかる。とはいえ、すべてを復刊するのは難しい。ならば、『橋本治の中期エッセイ・批評集』というアンソロジーを出せばよいのではなかろうか。ノートだけあってもテキストブックがなければ、自習ができない。

このアンソロジーに何を載せたらいいかは私の再読ノートを読めば自ずとわかるが、なんなら私自身が編纂します。できれば平凡社ライブラリー、講談社学術文庫、ちくま学芸文庫など、橋本治に縁(と恩義)のある学術系の文庫が望ましい。でも、なんならばまるで縁のない岩波現代文庫でもいい。こればかりは大手版元の力がいる。

というわけで、心ある版元の編集者の反応をお待ちします。

追記:いっそのことこのアンソロジーのタイトルを『浮上せよと活字は言う』にしてもよいのではないか。どうでしょう?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?