INTJとINFJの10の共通点 ~その8~
① 責任の境界が曖昧
マイワールドを通して世界を見ているので責任の所在の分割ができない。
「自分が何とか出来なかったせいだ」と思ってしまう。
その裏には「管理したい」、「自分の力で世界を何とか出来るはずだ」という逆に傲慢な思い込みがある。
全て80点まで持っていけるが、なかなか他を犠牲にして何か1つを120点にはできない。
② 「最悪のケース」を想定してしまう
「〜だったらどうしよう、、、それに備えなきゃ、、、」
Niによるあらゆるケースの想定はいつもの堅実な決定の役に立っている。
しかし不安な事はほとんどが杞憂に終わる。行動が遅れがち。
「事実に即して考えるとこうなる」という客観判断が甘い。「確かにそうなることも考えられるが、到底起こるとは想定し難い」ことも不安要素の1つとして換算してしまう。
マイワールドが主軸であるが故の想像力が豊かなのが裏目に出る。
③ 外的な事実は客観出来るのに、内的な感覚は客観出来ない
マイワールドという経験則が主軸にあるからこそ外的な論理的事実を求め、それで補強しようとする。
感性が鋭敏すぎる、繊細すぎるのに自分のストレスは自覚できない。
④ 好きなものや嫌いなものが分からない
好きな食べ物や好きな顔を聞かれても答えに窮する。
⑤ 「あぁ〜確かに〜(納得してない)」
理由
1.事を荒立てたく無い
2.自分の中での「こうしたい」という意思は確定しているので、あとでその指摘についてじっくり自分で考えたい、その場で話し合いたくは無い。
⑥ ネタバレが気にならない
結論から俯瞰したいから。
「どうなるんだろう?」というワクワクよりも、「まずはどうなったのか。そしてそれはどのような過程を経たのか?」
結論へ至る過程の整合性、意外性、含蓄に面白さを感じる。
⑦ 怒りの突沸、そして途絶
怒りを小刻みに発散できないので突然爆発する。
その後は過冷却水に衝撃を与えるかの如く一瞬で凝固し、永久凍土となる。
⑧ 自分との対話
人と話すのは苦手だが、自分と話すのは得意。
独り言はすらすらでてくる。
⑨ 「友達を作る」のではなく「自分を複製する」
「この人面白そう!」ではなく、「この人自分に似てる!」で興味が惹かれる。
何かを持っているから、出来るからという外的価値のみで、お互いの気質を無視した関係を築くと「気を使わなければならない」「ちゃんとしなければならない」という不随意的な義務感が生じて意識が分散してしまい、張り詰めた演技のようなふるまいからは逃れられない事を知っているから。
⑩ 感情(F)と理論(T)が半々な理由
感情にはメンタルや思考言動を揺らがせる強烈なパワーがある事を知っているからこそ感情を理論で俯瞰して平静を保とうとする。
一時の現実感覚に身を浸すのが怖い。
波が大きいほどメンタルへのダメージが蓄積される。精神的な疲労を感じやすいのでなおさら。
平穏を保っていたい。ホメオスタシス大切。
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