どんな人生にするかは自分次第
術後day3
昨日の腹痛はお昼にお腹のチューブを抜いたらスッキリなくなり、劇的に快適な生活になりました!
(チューブが子宮付近を刺激していたらしい)
*前回記事「2度目の陣痛」をご覧ください
入院しているとカーテン越しに色んな人に出逢います。(6人部屋の大部屋に住んでいます)
職業柄、声のトーンや言葉の選び方、表現の仕方に注目してしまうのですが、今回の入院で3タイプに別れることに気づきました。
タイプ①辛い、痛い、嫌をフィルターにかけずほぼストレートに常に言い続ける人
(あの看護師さんの注射が痛い、失敗されてこんなに腫れた、と言い続けストレスに目を向ける)
タイプ② ①になってはいけないと思い、マイナス発言を避け、教科書に書かれているようなポジティブ表現をする人
(辛いことをまだ完全に受け入れることができていない段階で前向きな表現を使い元気風に過ごす)
タイプ③辛いことも嬉しいことも同じレベルで受け取る人
(ストレスはあるけどそればかりに目を向けておらず、それはそれ、と割り切り受け止め、楽しいことにも目を向けている)
個々の性格や痛みの具合、病状で変わってくるんだと思います。
でも、できることならストレスなく、楽しく過ごしたい入院生活。
断然③で過ごせれば、楽ですよね。
以前の私は①のタイプの人が辛いと思っていました。
ストレスが山積みで、言っても言っても解決されないし、なぜか嫌なことが身の回りに多いように感じてしまう。
ですが、今回の生活の中で、
①は物事の改善はなかなかできないかもしれないけど、一時的にでもストレスは発散されるので良いのかもと気付きました。どんな形でもSOSを出せば誰か必ず目線を合わせて話を聞いてくれる人が現れる可能性もある。
実は一番きついのは②なのでは?
「マイナス発言は自分自身に返ってくる」
よく自己啓発本に書かれていること。
「マイナス発言をやめてポジティブ発言を!」
これもよく目にする言葉。
だから、①にはなりたくない!
そう思っちゃうの、よく分かります。
でも、もう少し心を軽くしていける手段を選択したい。
吐き出すことで楽な気持ちが生まれて心の余裕が生まれるかも。
そこから目線を良い方向に向けられかも。
強い人なんていません。
頼りたい時は頼っていいし、辛い時は辛いでいいんです。
それが事実なので。
人間はネガティブから発生した生き物ですから。
だから、安心して踏ん張り過ぎないでください。
大切なのは、
「出すべきものを出したあと何をするか」のように思います。
心に少しでも余裕が出てきたら出来事、物事を受け入れ認めてあげてみる。
そこまでできたら100点満点!
さらに、まだ何かできそうな時は
自分の人生だから、起きた出来事、物事に自分で意味をつけて、次に進んでみる。
痛いのは嫌だよね、苦しいのも嫌だよね。
先が見えない気持ちになるよね。
でも人生には平等に楽しいことや嬉しいこともあるから、そこにもちゃんと目を向けてほしいな。
皆様の生活がそれらに支えられ、豊かな人生になりますよう祈っております。
同部屋の皆様、私に気づきを与えてくれてありがとう。
私も③を目指し人生歩んでいこうとおもいます!