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子ども達に伝えたかったこと(卒業式祝辞)

PTA会長としての1年も終わりを迎えようとしています。
色々と大変な事もありましたが、子ども達と近い場所で学校生活を感じられた事は
一生の思い出になりました。

私の卒業式祝辞を紹介します。

今年度新しく、また今後PTA会長となる皆さまのご参考になれば幸いです。


祝辞


 本日の卒業証書授与式にあたり、

保護者を代表いたしまして一言、お祝いの言葉を申し上げます。


卒業生の皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。


また、保護者の皆さま、本日はお子様のご卒業、

誠におめでとうございます。この晴れの日を

迎えられたことを心よりお喜び申し上げます。


さて、6年前の入学式では、周りを見回しながら

不安そうな表情をしていた皆さんも、本日は自信にあふれ

堂々とした顔つきに変わり、6年間という時を経て

心も体も大きく成長したことを感じています。


最高学年となった今年度は様々な場面でリーダーとなり

下級生を引っ張っている姿を沢山、見てきました。

運動会では応援合戦に始まり最後の競技まで全力で

仲間の応援をする姿に感動した事を覚えています。


いよいよ4月から中学生です。

◯◯小学校で培った様々な力を存分に発揮し、

大きな飛躍を期待して私から2つお話したいと思います。


1つ目は、失敗を恐れず、たくさんの挑戦をして下さい。

皆さんは、成功の反対は何だと思いますか。


私は成功の反対は失敗ではないと思っています。

それは、何もしない(挑戦しない事)です。

先日、○○小学校にもメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手から野球グローブが届きました。

そんな、大谷翔平選手でも打率3割。

10回の内、7回は失敗しています。

バットを振らなければ空振りはしません。

ただ、ヒットを打つこともできません。

皆さんには是非、沢山バットを振ってもらいたいと思います。


2つ目は、中学校生活は小学校生活の半分。3年間です。

その3年間はあっという間に過ぎていきます。

しかし、その3年間は短距離走ではありません。

日々、勉強やスポーツ・興味関心、それぞれの

好きな(得意な)分野を見つけていく事でしょう。


人生はよくマラソンに例えられます。

立ち止まらない限り、ゴールに近づく事ができます。

毎日を大切に過ごしていって欲しいと願っています。


私の好きな哲学者にウィリアム・ジェームズという方がいます。

その方の有名な言葉を紹介します。


心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば運命が変わる


最後になりましたが、◯◯校長先生をはじめ諸先生方、

コロナ禍を含む未曾有の6年間、

日々熱心にご指導下さり本当にありがとうございました。


本日、この学校を巣立つ子供達が、◯◯小学校・卒業生としての

誇りを持って、大いに活躍される事を願い、祝辞とさせて頂きます。



令和六年三月十五日

◯◯小学校PTA会長 菅野優太

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