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その専門家の説明は正しく分かりやすいのか?


説明が上手と下手


当然同じ知識の方が話してくれるのであれば、上手い方が分かりやすいはずです。


専門分野の説明を一般の方にする場合、往々にして専門家が専門用語をつい使ってしまう場合があります。

この場合は「つい」です。
普段利用している専門用語は専門家同士であれば、説明無く会話する事が出来ます。

しかし相手がその状態にない方だと、その方が分かる言葉に噛み砕いて説明する必要が出てきます。

分かっている専門家

例えば胸鎖乳突筋のお話をしたい時にそのままではわからない方もいると思いますが、専門家であれば分からない方は居ないでしょう。


そうすると分からない方には「首の前面で対になっている筋肉ですよ」とか、「首を前に倒す、横に倒すという時に使われるこの筋肉です」、と言いながら掴んで見せたり筋の起始停止を触って出来る限り分かるように説明するはずです。


これは自分がその事をしっかり分かっていれば当たり前に出来る方法です。


分かっていない専門家?

分かっていない専門家ということ自体問題ですが、そういう方は説明をあやふやにします。


難しい単語を並べて自分が凄いことを言っているふうに誤魔化します。手持ちの弾を全て話して何とか話をする、それだと自分が一番で聞いている方は二の次三の次となります。



自分の知っている事を言う

正しいことのように思えますが、それを聞く人が必要であれば良いのですが押し付けであったり、自慢のように話すことは問題です。


先程も書きましたが、相手に合わせた説明が出来ることが正しい説明です。どんなに正しい答えでも相手が小学生であれば小学生が分かるように話さないと正しい説明とは言えません。


自称専門家のいいなりや嘘に騙されない

肩書はいくらでも作れます。資格は絶対ではありませんが、少しだけの安心にはなります。

深い知識を持つ人は多くの言葉から相手に合わせた言葉を選び分かりやすく説明できる能力を持っている方が多くいます。

選択を誤らない

肩書や勢いに誤魔化されないでください。
皆さんの努力が最短で報われる事を切に願います。


その中で正しい説明の出来る方と巡り会えますように。


#分かりやすい説明
#間違いを間違いと認めることが出来る

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