[決算カンファレンスコール] $ADM Archer Daniels Midland 2023 Q3

オペレーター

ADM2023年第3四半期決算電話会議にようこそ。この電話会議は録音されています。

また、この電話会議は録音されています。

それでは、本日の司会者、ADM社投資家対応担当副社長のミーガン・ブリットさんをご紹介します。ブリットさん、始めてください。

メーガン・ブリット

ありがとう、アレックス。ADMの第3四半期決算ウェブキャストへようこそ。明日から、このウェブキャストのリプレイを当社の投資家向けウェブサイトでご覧いただけます。

スライド2をご覧ください。

当社のコメントや資料の中には、将来の経済情勢、業界の状況、会社の業績、財務結果に関する経営陣の現在の見解や予測を反映した、将来の見通しに関する記述が含まれている場合があります。これらの記述や資料は、リスクや不確実性を伴う多くの仮定や要因に基づいています。

ADMは、SECに提出した報告書の中で、実際の結果が本プレゼンテーションの内容と大きく異なる可能性のある仮定および要因に関する追加情報を提供しています。適用される法律で認められる範囲において、ADMは、新たな情報または将来の事象の結果として、いかなる将来見通しに関する記述も更新する義務を負わないものとします。

本日のウェブキャストでは、当社の会長兼最高経営責任者（CEO）であるフアン・ルチアーノが第3四半期の業績について説明し、当社の戦略的優先事項に関する最近の成果を紹介します。

最高財務責任者（CFO）のヴィクラム・ルサーがセグメント・レベルの業績を総括し、キャッシュ創出と資本配分に関する最新情報を提供します。最後にフアンからご挨拶をさせていただき、フアンとビクラムがご質問を承ります。

スライド3をご覧ください。それでは、フアンに電話を回します。

ホアン・ルシアーノ

メーガンさん、本日の電話会議に参加された皆さん、おはようございます。本日、ADMは第3四半期の調整後1株当たり利益を1.63ドル、調整後セグメント営業利益を15億ドルと発表しました。累計では、調整後1株当たり利益は5.62ドルとなり、ADMにとって年初来9ヶ月間で達成したEPSの中で2番目に良い年となり、調整後営業利益は48億ドルとなりました。

また、4四半期の平均調整後ROICは13.2%でした。この結果は、ADMにとってまたもや好調な四半期を反映したものです。私は、グローバルなマクロトレンドと顧客の進化するニーズの両方を考慮してビジネスモデルを調整しながら、戦略計画に対してチームが機敏に実行したことを誇りに思います。世界市場は、ADMが取り組むべき機会と課題の両方を生み出す要因で、ますますダイナミックになっています。

消費者行動は、あるカテゴリーでより多くの支出をする一方で、他のカテゴリーでの支出を減速させるなど、ばらつきが拡大しています。ADMのチームは、このような状況や、地政学的緊張、インフレ圧力、絶えず調整される商品需給バランスの影響を管理する能力を実証済みです。

各事業において、これらの外部要因を注意深く乗り切ることに注力する一方、年初来の勢いをさらに加速させていきます。

今後を展望すると、当社全体では2023年の前回予想を上回る勢いです。

農業サービスと油糧種子では、エネルギー転換の加速が植物油の旺盛な需要を支え、堅調な圧搾環境につながった。当社は、ブラジルの記録的な収穫を管理するために柔軟なロジスティクス・フットプリントを活用し、また世界的な需要と供給を最適に一致させるためにグローバル・トレード・フランチャイズを活用した。

炭水化物ソリューションでは、澱粉、甘味料、小麦粉の堅調なマージン、堅調なエタノール需要により、第3四半期は記録的な収益を達成しました。

ニュートリション事業では、フレーバーの成長が引き続き市場を上回り、収益機会のパイプラインの成長と実行の両方を達成しました。アニマルニュートリション事業では、デリバリーの生産性向上とコスト管理の強化により、市場の数量が回復しつつあり、ニュートリション事業ポートフォリオの一部のカテゴリーでは、引き続き軟調な需要が続いています。

次のスライドをご覧ください。