ロジカリストのロンド/Nobuto作

ジャンル:歌詞
形式:ロンド
制作期間(任意):40分_______________________________________________________________


想像という夢に開いた花が 頭のなかで枯れていった
口をついて吐き出した   有象無象のアクアリウム

前に座った人影は     一体のオートマタ
そんな私は        パペット人形
いつからかそこにあるのは 一つの絵画
いいえそれは       鏡でしたね

躍る廻るいつも一人っきり 独りの舞台 廻る演目
右から左に そして廻りまわって また右から左に
躍る廻るいつも同じこと  誰も聞きやしない 拙いセリフ


草原のなかで鳴りに鳴っている虫たち 一人ひとりが無神論者
あなたたち静かにしなさいと神は言う 紡ぐことを止めない虫たち

スポットライトを浴びるのは 演者の私
そんなあなたたちは     ドールハウスの人形
手足に括られたのは     無数の糸
括られているのは      とうぜん私

躍る廻るいつも一人っきり 輝くショーケース なびくフリル
右から左に そして廻りまわって ガラスにぶち当たる
廻る落ちるいつも同じこと 頭から落ちて 赤い花を咲かすの


机の距離が    お人形さんとの距離
サイレント映画  倒錯したフィルム
手を伸ばしたって 逆さまなあなたには届かない
見え透いたロジックなんて 響きやしない

躍る廻る捻りだしたクソどもと 捻った嘘を ダイヤに変える
右から左に そして廻りまわって 自分に返ってくる
踊り泳がせられるいつもと同じこと 狭いボトルシップに さびれたピンセット

そうして 躍る廻るいつも独りっきり 心に手を当てる 聞こえない心音
上から下へ そして落ちに落ちて 誰もいなくなる
落ちる落ちるいつも同じこと

あぁ さびしい

_____________________________________________________________

作者の感想・あとがき
自分の頭の中をぶちまけました。 引かないでおくれやす。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?