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参加を迷う人へ伝えたいこと【Vol. 1】

「2022年夏SOKOAGE CAMPへの、参加を迷う人たちへ伝えたいこと」をインターンとして参加するべきしーとみっきーがそれぞれの視点からおくります。

今回の書き手は、庄内キャンプ1期参加者、べきしー。
大学は2年前に卒業済み。今は教員免許を取る傍ら、家庭教師やアルバイトをしている。「世界に対して悪くないことをしたい」という切実かつわがままな気持ちを大切にするため、日々将来を悩み続けている。
今回は有壁キャンプに参加予定。


5万5千円って高い。

高い。人と話して、説明会に参加して、それでも振り込む瞬間に、高いと思って3回は踏みとどまった。
結局、締切日の夜に意を決して振り込んだ。

私が得ていた底上げに関する情報は、プログラムの内容は参加者に合わせて行うためにその都度異なること、温泉に入れそうなこと、自分に向き合う場所でありそうなこと、これによって行動やら考え方が変わっていく人がいるらしいということ。

参加者に何かしら変化が起きるって一体どんな場なんだろう?、どんなワークの手法を持っているのか、どんな視点で皆をみて、次することを決めているのか、場のファシリテーションって自分がするなら何から始めたらいいのか、そもそも自分の心を打ち明けられない人って割といるんだ………
とかとかとか。
沢山の気持ちを抱え、ぐるぐると悩んだ。

最終的な決め手は、参加者に「何か」変化が起きるらしい、その場を見てみたい、という気持ちだったと思う。

振り込んだ直後、やっぱり高いな。と思った。

キャンプってなんだったか。

SOKOAGE CAMPは、高くなかった。

行ってみたら、大の大人がこんなに集まってこの値段?だった。
なにより帰ってくる時に、値段なんて忘れてた。ここで出会った人にまた会いに来たいし、これから自分とどう生きていくかばかり考えてた。

私がこう思えたのは、話したかった大人と話せたし、自分が今まで出会わなかったような人に出会えたから。
そして、自分がじぶんとして存在していいと思えたから。


最近、SOKOAGE CAMPから持ち帰ったものが、言葉になった。
それは、自分が居心地良くその場に「在る」ことで場がよく回る、という体感だった。

キャンプは、いい意味ですることが決まっていない。
スタッフたちは、全くと言っていいほど、何もしてこない。しかも、スッタフ同士がいい具合に無理をしていないし、遠慮もしすぎてない。それぞれができることをすることで、いい感じに連携している。
そして、だんだんそんな空間が参加者にも広がっていく。

無理してワークすることも、楽しむことも、話すことも、ご飯を作ったり、起きたりすることもしなくていい。
なにかその場に会うキャラを演じる必要もない。
ただ自分の「これがしたいかも」「したくないかも」に耳を傾け、思うようにしてみればいい。

私はわたしでいていい。むしろその方がいい。ことを体感した。

このキャンプを誰に届けたいか。

底上げキャンプは、もやもやしているあなたに、きらきらに憧れるあなたに、知らなかった自分を知りたいあなたに、忙しすぎるあなたに、自分は何をしていくのだろう…と漠然としているあなたに、届けたい。

そのもやもやに寄り添いたいし、私はそんなにキラキラな楽しみはできないけれど、精一杯無理をせずに一緒に夏を楽しみたい。

知らないみんなと出会うのだから、知らない自分も、知ってる自分もごちゃごちゃいろいろ出てくるでしょう。そんな時を一緒に過ごしたい。

たくさん手を伸ばせてしまう学生や若い人だから、焦らず慌てずしっかり"その時"と"その自分"を味わえたらいい。

漠然としていて、何もわからなくったって、その時の気持ちを聞いたり、聞かなかったりしたい。


眠たいとか、食べたいとか、これ好きとか、これ嫌いとか…
それらに正直である、あなたといたい。


5泊6日はあなたのためにある時間、そして顔も知らないあなたと会い、共に過ごすことを楽しみにしている変なスタッフたちがそこにはいます。
一緒に過ごしてみませんか。


以上、べきしーからでした。
キャンプでお会いできること、楽しみにしています!


ここからは、底上げスタッフのなかっちから一言です。

スタッフから一言。

こんにちは。
底上げスタッフの中野です。
「2022年夏SOKOAGE CAMPへ、参加を迷う人たちへ伝えたい事~べきしー編~」ということで、この場をお借りして、私も参加を迷っている方に私が伝えたいことを一言伝えさせていただきます。

僕も高いなーと思っていました。笑
そして、べきしーと同じような感覚でした。

「私はわたしでいていい。むしろその方がいい。」
すっと胸に届きました。
僕は物事すべてに意味なんかなくてもいいと思うことが多いけれど、自分らしくいることに意味が増えるような感じがして、なんて安心感があるのだろうと思いました。

僕がCAMPに参加した時、僕が過ごしたい時間を過ごしたいように過ごすことができました。
今回のCAMPでも参加者のあなたが過ごしたいように過ごしていいと私は思っています。
大切な自分のこと。誰かのこと。社会のこと。世界のこと。
いろいろ考えて、悩んで、迷って、答えが出て、やっぱり違って、また考えて。
そのお手伝いができたらいいなと思っています。

あ、二言ぐらい書いてしまったかもしれませんね。笑
SOKOAGE CAMPってこんな感じかもしれません。笑
ぜひキャンプでは十言も二十言もお話ししましょう。

あなたにお会いできることを楽しみにしております。


【SOKOAGE CAMPについて】

【2022夏開催日程】
庄内地域:8月22日(月)~8月27日(土)5泊6日
有壁地区:8月26日(金)~8月31日(水)5泊6日
気仙沼:9月7日(水)~9月12日(月)5泊6泊