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記憶の記録

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自分の半生で出来上がった記憶を記録しておく。
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記事一覧

記憶の記録 脇道4

実家から高校の卒業アルバムが出てきた。 最近「記憶の記録」で高校時代を振り返っていたので…

記憶の記録18

高校最後の年、4年生になると教室が広くなった。 自分のクラスもそうだが、学年全体としても生…

記憶の記録 脇道3

黙々と手を動かして成果を積んでいく、というと倉庫のピッキングも好きだった。 空調無しのト…

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記憶の記録 脇道2

高校在学中、いくつかの仕事を経験した。 大抵はアルバイトという形で、いわゆる誰にでもでき…

記憶の記録17

高校の授業で楽しかったことといえば、シンプルな平屋住宅の模型をつくったことだろうか。 地…

記憶の記録16

高校の夏休み期間に、自動車免許を取得した。 高校の入試以上に緊張したものである。 1年次だ…

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記憶の記録15

定時制は基本的に4年間通うこととなる。 ほとんどが日中仕事をして、夕方から登校する、という生活を送っているが、中には無職で高校に”遊びに来ている”タイプの人もいる。 私の場合は入学後2ヶ月ほどしてから、バイトの話をもらった。 高校側に在学生向けの求人が来たり、担当の教諭が求人をもらってきたりするのだ。 私は自動車免許を早く取りたかったので、教習所代を貯めるためにそのバイトを始めることにした。 仕事先は高校近くの小さなスーパーマーケットで、同じ高校の先輩達も在学中からバイトと

記憶の記録14

定時制の高校で、自宅から通えるのは2校あった。 工業系の熊工と、単位制の湧心館だ。 元々建…

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記憶の記録13

中学卒業後、進学はしなかった。 当時は、特にやりたいことも無かった。 お絵かきは続けてい…

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記憶の記録12

当時、情緒学級と名のついていた特別支援学級は、現在、自閉症・情緒障害学級という名になって…

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記憶の記録11

学校へ行かないと決めてからの半年は、自宅でゲームをしたり、パソコンでネットサーフィンをし…

記憶の記録10

熊本に来てからの学校生活はろくな思い出が無い。 小学5年生~中学2年生の6月まで、思い出した…

記憶の記録9

ほとんど思い出せない神奈川での暮らしは、一年で終わりを迎えた。 小学5年生の夏休みに、次は…

記憶の記録8

記憶のほとんどが”楽しい”で埋められた山奥生活は、突如終わりを迎えた。 小学4年生の夏休みに引っ越すことになった。理由は聞かされていなかったのか、記憶にない。 引っ越す前後の記憶はほとんどないのだ。よほど嫌だったのかもしれない。 引っ越し先は神奈川県厚木市。 なだらかな丘を切り拓いて住宅街が造られていたようだった。格子状の道路が走り、ほとんど同じ広さの建売住宅が並んでいた。 今で言うところの”〇〇タウン”みたいなところだった。真ん中あたりに公園があり、端のほうにはグラウンド