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自分のサッカー戦術の確立#1

今回の内容

今回は前回の予告の通り、私の思考するサッカーについて書いていこうと思います。
ここで書かれる何個かの略語と単語の意味、解釈を以下にまとめておきます。

同サイド圧縮…片方のサイドに寄せていきそのサイドでボールを刈ろうとする守備方法
BW…ウイングバック CF…センターフォワード GK…ゴールキーパー 
CB…センターバック SB…サイドバック VO…ボランチ

大まかな攻守のコンセプト

初期配置は3-3-2-2です。
ここでいうコンセプトはあくまで理想であり、相手に合わせて変えないといけないようなところは、勿論変えていきます。
まず前からの守備のコンセプトは、
*チームでユニットを作り、そのユニットの中でスライドしていきながら同 サイド圧縮。
*ボールサイドではないサイドの2選手は、パスカットしてからどう攻撃を完結させるか考えながらプレー。
次に後ろでブロックを組む時の守備のコンセプトは、
*WB、インサイドハーフが下りて、5-3-2のブロックを敷く。

次に後ろでのつなぎのコンセプトは、
*相手のプレスの数、形によって型を変える。
最後に攻撃のコンセプトは、
*前向きの選手を作ってその選手のパスで仕上げる。
*前の選手は攻撃の矢印の向きをなるべくバラバラにして攻撃。

そしてこれらの事象以外の時も含めた原則も準備しています。

今回の掘り下げるところ

今回は前からの守備について書いていこうと思います。
前述したとおり、ユニットを形成していきます。
WB、インサイドハーフ、CFでの三人とCBでの三人でユニットを作ります。
これらのユニットが、どちらかのサイドに誘導しながら相手の選択肢を減らし、ボールを奪う守備を考えています。

ユニットの組み方

例えば、相手の左サイドで攻撃させる時は、黄色い円で囲ったユニットを一列あげて、斜めに四人を並べてその間に人を入れていくようにします。

相手が4バックの場合

まず、4バックの場合での奪いどころはSBです。ここでいう9番の選手はGKのコースを切りながら左CBへ、11番が右CB。これで左SBへ出させたら、10番は左CBを切りながら左SB、7番は左SBへプレス、6番は左SHを切りながら左SBへいき、ボールを奪う。この時、6番の裏は2番、左VOは8番が見ておく。(上図参照)

3バックの場合の奪いどころはVOもしくはストッパーです。
*VOの場合は、ここでいう1番の選手は右へのパスを切りながら左CBへパスを出させる(この時3番はリベロを見て置きく)。2番の選手はリベロを切りつつ左CBへプレス。相手の左WBには5番をべったりつかしておきます。そしてあえて11番は浮かせておいて左VOを空けておきます。(この時、地味に左WBへのコースに入っておく。)そして左VOパスを出させ8番の選手をチェックに行かせて11番と2番3番の4人で囲んで奪いきる。この時に4番は右VOにべったりついておきます。(下図参照)

*ストッパーの場合は4バックのSBへのプレスと同じかけ方をします。
これらは、右サイドで同サイド圧縮をかける時も同じです。

これがこれができない状況になったりした場合は、一時しのぎで次回紹介する原則に沿って対応すればいいと考えています。

相手が3バックの場合


そして二つに共通して、逆サイドの選手(WB、ストッパー)はサイドチェンジが来ると思い、いつでもそのボールを奪ってカウンターということを考えてプレーしたらいいと考えています。

次回予告

もし今回の内容で、これはこのような場面では通用しないのではないか、ここは現実ではそうはいかないのではないか、ほかの場面ではどうするのか、といったものがあれば是非SNSのDMなどで教えてください。
そしたら、そこをまた練り直したり、意図を説明していきたいと思っています。

次は後ろでの守備とアクシデント時の最低限の守備原則について書こうと思っています。


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