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初対面より2回目に場を持たせる方がしんどい

誰とでも話せる気さくな人間に見える、だと?

 
 コミュニケーションとるの苦手なんですよね、そうこぼしたときの相手の返答。

「え〜、そけいちゃんは誰とでも話せるじゃない」

 確かにそうかもしれない。ただそれは割と初対面限定の能力だったりする。

テンプレ質問をぶつけてるだけ

 大学生の「はじめまして」に使う質問なんてパターン化されている。

①名前は?/なんて呼べばいい?
②学部は?/学年は? 
③サークルなんかやってる?/趣味は?
④出身はどこ?/通学時間は?

あまりにも使われすぎる質問のため、面白みは無い。しかし、自分の中で回答集が完成しているためストレスフリーな会話が可能である。あとは広げるだけだ。

2回目に会った時が辛い

 このときコミュ強は1回目のことを覚えているのだろう。

 しかし、私は全て忘れている!(ことが多い)

  そして、相手の顔を見ながら
(この人どんな人だっけ…)という回想タイムに入る。

色々考えた結果、地蔵になる

 相手の表情や様子を見てその場の空気を崩さないようにしたい。そういう欲求は多分人より強めだ。

 しかし、できないのだ!!

 絶対に相手に通じない話か、その場をぶち壊す空気の読めない発言をしてしまう。要するに場が盛り下がるのである。

 そういう失敗を繰り返し、熟考に熟考を重ねた結果、黙るという消極的態度をとることに決めた。

 特に3人以上がその場にいるときには。

通りすがりのおばちゃんは好きですか?

 余談だが、私は
「知らない人に話しかけられる」ことが割と好きである。(詐欺とかクレームでなければ)
 「暑いですね」みたいな世間話、
「道を教えてください」くらいのちょっとした頼みごと。

 
 きっと2回目に邂逅することがないと分かっているからこそ気楽だ。何かしでかしてもいいと思える。

 旅の恥はかき捨て、とはよく言ったもので。こういうときに話しかけてくる人(特におばちゃん)との応対が最も気を遣わなくていい。(敬語は使いますが)

男性と話す方が気楽なのはこの心理?

 なんとなくだが。同じ集団に属する女性と話をする時が最も緊張する。

 この後彼女(ら)と行動を共にしてもいいのか、パーソナルスペースやグループに割って入る迷惑なやつ認定されていないか。

 頭がぐるぐるして忙しい。

 だから、その場で話されることに意識が向けられなかったりして話を聞き逃す。会話に入れない。

 今日も私は地蔵になる。本音はSNSへ。






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