妊活記その1～ゆる妊活の現状～

 子どもがどうしてもほしい、ということではないのだが、タイミング的にそろそろかなと思い、今年からいわゆる「妊活」をしている。と言っても、具体的な活動の内容はかなりゆるい。

 まず、避妊はしないこと。当たり前か。

 それから、タイミングを合わせること。これがかなり難しい。

 タイミングを気にすればどうしても連れ合いに「明後日だよ。」などと伝えなければならないのだが、それがまずなんだか恥ずかしい。そして、伝えているのに連れ合いが早く寝てしまったり、お酒を飲んでいたり、要するに予定通りにできないとイライラと悲しさとやるせなさが溢れてくる。

 まぁ、そうは言っても基礎体温を計っているわけでもなく、アプリで生理日を登録しているだけなので、排卵の予想日も適当なもんである。タイミングよくできても、数週間後には生理がきてがっかり、という感じだ。

 食生活については、「妊活」を意識してから最初の１ヶ月くらいは気を付けていた。カフェインをとりすぎないとか、ブロッコリーなどの野菜を多めに食べるとか、生魚は控えるとか、お酒を飲まないとか。だが、気を付ければ気を付けるほどストレスが溜まっていき、生理がきたときには「あれだけ我慢して食べなかったり飲まなかったりしたのに、全部意味なかったじゃないか！！」と、これまで気を遣ってきたことが全て無駄になったように感じてしまった。これは精神的によくないと思い、２ヶ月目くらいから早々にやめた。現在、お酒は生理中以外は飲まないようにしているが、コーヒーは毎日がぶがぶ飲んでいる。

 さて、今、生理予定日を4日過ぎたところだ。先月は紆余曲折ありつつも上手くタイミングはとれていると思う。いろいろなサイトで調べてみたら妊娠検査薬が使えるのは生理予定日から一週間すぎたくらいだという。今日は火曜日だから、金曜日には市販の検査薬で調べてみよう。

 それまでに生理がきてしまったら落ち込むだろうが、もし検査薬が陽性だったら自分はどう感じるのだろう。何となくだが、母になる喜びよりも、ほっとする気持ちの方が大きいような気がする。妊娠してるのかしてないのか、はっきりしなければ一向に前に進めないことのストレスは大きい。