ワカメなど海藻からしかとれない貴重な「アルギン酸」ってどんな成分?化粧品にも使われているって本当?
こんにちは。株式会社壮関です。
今回は、ワカメや海藻に含まれるアルギン酸という成分についてご紹介いたします!
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ワカメなどの海藻に含まれる成分のうち、特に体に良いと言われているのは「アルギン酸」と「フコイダン」という2つの成分です。
この「アルギン酸」と「フコイダン」はどちらも多糖類という炭水化物です。今回は、「アルギン酸」の基本情報をご紹介します。
アルギン酸は、1884年にスコットランドのスタンフォードという研究者が海藻から発見しました。
このアルギン酸には、どのような作用があるのでしょうか。
調べてみると、整腸作用や酵素の活性化のほか、コレステロール低下や高血圧低下、ガン細胞への増殖阻止作用などがあることが分かりました。
「海藻は体にいい」というのは聞いたことがあっても、このような具体的に効果のある成分だということまでは、あまり知られていないかもしれません。
またアルギン酸には、「粘性が高い」という、つまり触るとネバネバ・プニプニするという特徴があります。そのため、この粘性という特徴を生かし、食品だけではなく、化粧品をはじめとした様々な分野で活用されています。
例えば食品関係では麺類のコシの強化、ゼリーのゲル化剤、人工いくらやキャビアの形状安定、アイスクリームの乳化安定などに使用されています。また、海藻という「食品」に含まれる成分であることから、入れ歯の歯型や、手術の縫い糸、口紅等の化粧品など、人の肌や粘膜に直接触れる製品にも活用されています。
このようにワカメに含まれるアルギン酸は、健康生活にプラスに働くとともに、私たちの身近な製品に多く使われている素材だということが分かります。
この有用なアルギン酸は、海藻にのみ含まれる成分なので、海藻以外の食物からは摂ることができないという点が重要です。
海藻をおやつやおつまみ感覚で手軽に摂ることができる「茎わかめ」はとても便利ですね。
同コラムは茎わかめLIFEでも配信中!
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