見出し画像

メンテナンスと楽器

湿気が多い地下なんてあっという間に調子が狂っちゃう、これはピアノの話
地下ではなくてもお天気変わると、特に雨が続くとあっと云う間に不機嫌になってしまうから大変。。バイオリンもコントラバスもみんな大変そう、一曲終わると調弦してたりとかザラですね

でもってあたしの楽器は声帯ってやつでこれもやっぱり照る日曇る日ありまして
基本的には丈夫に出来ているらしいのですがこれもやっぱり疲労はするわけで、そして太鼓の皮が破けるみたいにとうとうダメになるとリカバー全く無理なのね、何度かあたしも事故りましてそれは地方二回とO-WESTでのイベントのオープニングだったなあ、横に山田晃士さんとKayaがいた、地方は島根からはじまったんだよなあ、そして悪夢の京都
何でこんなに忘れないんだろうって云うくらい、心の傷までとは申しませんが下クチビルを噛みたくなる、背中の真ん中がぞっとする。。そうか、忘れてはいけないイタ〜い教訓なのか
その頃地方のお仕事が多くて、地方が悪いわけでは絶対無いんだけど、声潰してから地方では断固として打ち上げも行かず、お酒一滴もいただかない頃が続きました、さぞかしツマラないソワレになったと思われたことでしょう、今はそのカルマから脱しましたけどね

そんな自分の楽器のメンテナンス法、これもそれぞれあると思いますけれどあたしなんかは結構放っておいて、でもやらないのは
お酒呑んだら歌わない
徹夜で歌わない
ってくらい、これも昔は散々やらかしましたけどねえ、特に「青い部屋」の時は酷かった、歌うの仕事、呑むのも仕事、店長も戸川昌子のマネージャーも仕事、イベント夜から朝までぶっ通し
まあそれで相当声帯鍛えられたなあとも思います、酒焼けもしなかったし立派なもんです

そこで考える
あたしのこの呑気な性格が幸いしているところってあるなあ、基本的にやっぱりポジティブ思考だからなあ、取り越し苦労ほど無駄なもんはない、とか思っているからなあ

でもねえ、やっぱりそれなりに気を遣う様にはなりました、最近はツアー中より気が抜けるツアー後にきちんと喉を休めて上げることが何よりだなあと知りまして
気が張る、気が抜けるこの瞬間が怖いのよ
越路さんはリサイタルの毎日に超有名な喉のお医者様が楽屋に必ず診察に来るのだって
そして頂いたアドバイスの通りにする
ちょっと充血させなさい、と云われたらスタッフとお喋りするとか、そういうのです
喉ってすごく繊細なんだって、スポーツトレーナーに毎日体を解してもらったりとほんとに歌手ってアスリートなのね
あたしもバドミントンやってたから一応体育会系なのですよ、ってことでとりとめないお話にお付き合い下さり
🎵脱ぎましょう〜モン・シャボー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?