ソワレ

越路吹雪さんと河合奈保子さんを敬愛する「シャンソン歌手&ソングライター」 シャンソンに…

ソワレ

越路吹雪さんと河合奈保子さんを敬愛する「シャンソン歌手&ソングライター」 シャンソンに精通し、CD『ニッポン・シャンソンのすべて』(日本コロムビア)などの作品を監修。 越路吹雪を主題にしたオリジナルの舞台を続けるほか若手シャンソン歌手の育成にも精力的に取り組んでいる。

最近の記事

おじいちゃんの思い出

父方のおじいちゃんは寡黙な人でした いつも笑顔で迎えてくれたけどほんとに物静か、割と大柄だったので見下ろすその雰囲気はシャウエッセンのコマーシャルみたい(わかるかなあ) そしておばあちゃんはあたし知ってる限りでは我が血筋の元祖、追っ掛け家系の祖、でありますからそれは、それは、賑やかで。。 そんなおじいちゃんが話してくれたことで焼き付いている思い出 リビングで遊んでいた時、やわら持って来た布と紙 その布は戦争に赴いた時に貰った寄せ書きの日の丸、紙は戦地に届いたおばあちゃんから

    • I'M A SHOWでアラシャンを

      ア・ラ・シャンソンのライブでした メイリーさんのトーク炸裂していましたねえ、流星みたいにキレッキレのワードがこれでもかと炸裂していました ボケとツッコミ完成、トリオ漫才の微妙な立ち位置のあたしはせめてもの主張を難しいコーラスパートを担うところに持っていきますが実はこれが一番目立たない、しかし声は大きいという逆効果が災いして異種格闘技の趣バッチリの「秋の静けさの中に」でした、一体どこが。。 いつもお越し下さっている方には斬新な曲並びだったのではないかと思いますが、サウンドリー

      • 世代入れ替わらない

        姫しろパンチ主催のシャンソンライブにお邪魔しました ゲストはみづ乃奈央さん、ミュージカルを中心に活動なさっていて、ワハハ本舗でご一緒だった伊地知ちゃんとも仲良しなのだって パンチすごくしっかり仕切って下さって、でも喋れって云うからいつもの感じでいろいろと捲し立てたけど悪かったかなあ、まあ仕方ないですよねー、あんまり悪いとかほんとは思っていないところがありますので確信犯ってことでしょう 歌い終わってホール出たら石井好子さんにそっくりの方がいらして興奮しました、一体あたしって。。

        • 渚ようこの七回忌

          渚ようこさんの七回忌 この日のことは忘れられないぞ、というのはその日、2018年9月28日のことで 2019年のことも覚えているけど段々よくわからなくなって来ました、でも最初の9月28日覚えているからまあ、いいか 今、ようこさんがいたらどんなかなあ、なんて考えるのはあたしの趣味ではないのでしないけど、たまーにやっぱり声聞きたいなあ、喋りたいなあ、とは思います 時々夢に出て来てくれたりして、そこでは普通に話してるけど、その度「あんた死んじゃったこと判ってますか?」ってあたし云

        おじいちゃんの思い出

          夜にしかわからないこと

          jazzというジャンルをちょっと覗き見して参りました、ドビッチーまゆ嬢と 我らがよしマッチの本当の勇姿を見届けないと、ってのもって、よしマッチはjazzのミュージシャンだそうですがあたしご一緒したのはあンあンでしたから その感想 なんだあのテクニックと笑顔と艶っぽさ コントラバス奏者の方々はおしなべてそういう色気を出すことがありますけれどよしマッチの場合ちょっと余裕があるのよね いっぱいいっぱいの吐息は痛々しいところあるけどよしマッチの吐息は自然 早い話妖艶だなあ、ってことで

          夜にしかわからないこと

          ソワレ節

          いただいた食材の残りで何かを作ろうとわくわくしていました うちの冷蔵庫の整理も兼ねて作ったものは、ドライカレーとクリームシチューとれんこんの素揚げ 調理時間丁度一時間くらい、お米も水に浸して丁寧に炊きます ひとり食事はこの辺りが限界かな、ドライカレーは具沢山になってしまって七人前くらい出来てしまったかな、いつものこと 29日に迫ったア・ラ・シャンソンの予習をします、コーラスは譜面に書いて覚えるのが一番よい あたしがやりたいから仕方ないんだけど一番難しいパートが毎回あたしに回

          ソワレ節

          あたしのルーティーン

          毎週月曜はソワレシャンソンコンサート 第二第四木曜は木曜シャンソンコンサート 最終火曜は越路吹雪研究会 どれも東新宿PetitMOAで開催しています つまり少なくとも月に七日はスケジュールが入っているということです、歌ってますなあ そしてnote、ここもルーティーンになって来ているなあ、無理するつもりはないけれど生活のリズムって大事たからな、そもそもが相当な不規則人生ですから 今夜の研究会は皆さん食材お持ちください、そのままそれ使ってアイディアお料理作ります、ってのが裏テー

          あたしのルーティーン

          ヒナタバーとojasと

          ヒナタバーの文化祭素敵だったなあ お店のスタッフさん、集っている皆さん本当に楽しそうで嬉しそうで盛り上がりたくて盛り上がってお酒飲んで歌ってギター弾いてお名残が尽きなくて そして皆さん本当にヒナタバーが大好きなんだなあ、やすきよくんが作ったヒナタバーが すごいなあ、そしてそういう場所っていいなあ、よかったなあ ゴールデン街ソワレはそういうところでは今は無くなってしまったな もちろんそういう時代もあったのだけどなあ、今も曜日ママたちを慕って来てくれる人いるけど、お店としてはバラ

          ヒナタバーとojasと

          お料理なんぞも、やってます

          実はPetitMOAなかなかブッキングはまらなくて困ったもんだのこの頃です 自分のことが一番大事と云えども空いている日を指をくわえて見過ごしているばかりもダメだと思ったので今夜はお料理作っておもてなしすることにしました ◎スパムおにぎり ◎蓮根のきんぴら ◎クリームシチュー ◎きゅうりとみょうがのあっさり漬け ◎アスパラベーコン これ全部1時間ちょいで作ったわ、なかなか大したものだと思います、そしておかあさん早く却って来て。。 いろんな顔があるあたしですけど出したお店にちゃ

          お料理なんぞも、やってます

          告知三本立て!!

          今日9/22にいろんな告知が出ましたね まずは何と云ってもニュー・アルバムのビジュアルと内容が発表になりました 10年もこういうことしてなかったのだなあ、としみじみ思いました、そしてどうしても越路吹雪さん生誕100周年にこれはやっておきたかったのです これで何となく次のステップ、というかステージに進める気がしています 越路さんに沢山の愛と感謝を込めて 是非とも聴いてくださいね、11月7日、越路さんのご命日にリリースします それから、I’M A SHOWのフライヤービジュアル

          告知三本立て!!

          あっちなのにこっち

          昨日のこと 高円寺駅集合、真面目な皆んなと真面目なミーティングをやります、しかし気付けば夕方呑み 高円寺って恐るべしなのね、久しくこんな高円寺とはお付き合いしていなかったなあ、と感慨深い思いです この街っておばあちゃんの家辺りをお散歩か坂本ちゃんも古着屋巡り、くらいのお付き合いだったからなあ、あとお節作りか ガード下は変わったなあ、中古レコード屋さんも古本屋さんも無くなったのね そういうところで時代の流れを感じるって当然過ぎてすみません、そしてですね モモコと一緒に新宿方面

          あっちなのにこっち

          主流と亜流

          イーガルくんとはじめた木シャンも三年、ほぼ毎月開催しているからこれもよく続いてるなあ、と云っていいのではないかと思います シャンソニエってレギュラーが決まっていて、ブッキングすることってあんまりない印象です、お客さまにとってもこの日に誰が歌っているとわかるのはいいことなのではないかという気が ソワシャンは第一月曜のちんすこうさんだけがレギュラーで、あとはその日にブッキングだからちょっと大変、木シャンはおひとりのゲストさんにスポット当てるから更に大変、そしてお値段もちょっとリー

          主流と亜流

          遭難と蛇

          この間ほんの束の間山に行ったのですよ、綺麗になったナオナオ号で 素晴らしいホテルの遊歩道降りて川べりなんかを歩いていたのですよ、夕方に そしたらですね、あっという間に陽が落ちてほんと一瞬で真っ暗になって遊歩道を見失ったわけなのですよ こういう時iPhoneのライトも何の役にも立ちませんね、仕方ないので道なき山を闇雲に登ったのですよ、頂のホテルの灯りを目指して 日陰の湿地帯はぐちゃぐちゃで山ヒルなんかもうじゃうじゃなんですが真っ暗なのでわけわからずなのですよ ほんとに何やってん

          遭難と蛇

          桜の夜空

          綺麗な夜空でしたねえ、ちょっとぞくぞくしましたねえ、はじまりの予感か止まった時間か こういう夜なら毎日でもいいけれどこんなの毎日見ていたら逆に訛りそうです、蝉の声から秋の虫へと衣替え あたしは和菓子が好きでなく、唯一好んで食べるのがお煎餅でそれも固いやつ、でも袋の中で割ってから 丸いのそのままとか何となく怖くて齧れない、みたいな そしてすごーく好きなお煎餅屋さんがあってそこでしこたま買い込んで来ました、1番好きなやつは売り切れだったけどまあいいやまた来るから 好きなものとお

          桜の夜空

          スグルちゃんとかおりさん

          蜂鳥スグルさんとも長いお付き合いになりました 名付け親と云われていますがそれは半分本当で、サインの形がかっこいい芸名考えていたら「蜂鳥すすぐ」というのが浮かんで、多分たまたま目の前にいたスグルちゃんにそのお名前を差し上げたってことで、それが誤植やら何やらですぐるになって今のカタカナ表記になったということです 当時は蜂鳥すすぐさんが8人くらい居て(スグル曰く15人だそうですが)、みなさん背番号があってあみ太さんは四番目だからいつからか蜂鳥あみ太=4号になって、みたいなオチです

          スグルちゃんとかおりさん

          スイスの事情

          いまスイスからお友達が来ています お土産何がいいか聞かれてすかさず」喉にいいもの!」と返したら見たことのないもの山のように貰いました こういうの勿体なくてとっておく派なのですよ、あたしは 海外で買って来た調味料なんかもどうしようどうしようと迷ってそのまま時が過ぎ。。みたいな タイで買ったポークコンソメもなかなか封が開けられなかったからツアー持ってって小豆島で使ってた なんでしょうね、この性分、ケチなのかしら セオリー通りですがスイスに比べて日本はとっても物価が安いそうです

          スイスの事情