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美しい所作を考える

ここ数日、美しい所作とはなんだろうと考えていた。

私は茶道を習っているんだけど、昨年から中国茶のお教室にも通い始めた。

今までは、お教室で先生が淹れてくれた中国茶を美味しいなぁと、ただ飲んでいただけなんだけど、素敵な先生に出会えて、この先生のもとで美味しい中国茶の淹れ方を学びたいと思い、夏頃からお茶淹れのクラスにも通い始めたのです。


習い始めて驚いたのが、茶道と中国茶では、美しいとされる所作が正反対なこと。

茶道では、脇をあけて、手首を曲げず、真っ直ぐ伸ばしてゆったりとかまえることが美しいとされる。

中国茶では、脇をしめて、手首をぐっと曲げることが美しいとされる。
手首が伸びていることは美しくないんだそう。
茶道では、曲がっていたら美しくないという。

正反対の所作なのだけど、1杯の美味しいお茶を、お客様に飲んでいただこうと心を込めている様はどちらも美しく私にはみえる。

考えて考えたけど、これという答えはでなかったけど、結局のところ、心ありきなのだろうな。


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