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KCGT本戦1stレシピとリプレイと解説

というわけで、上位100人+αのみが参加できるKCGT本戦の1stラウンドに参加してきました。

結果としては3勝3敗で決勝には行けませんでしたが、強い人しか居ない中での対戦は楽しかったです。

レシピ

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今まで《ドラゴン・アイス》を入れていた部分が《ADチェンジャー》になっていますね。
実際3試合目までは《ドラゴン・アイス》を入れていましたが、サイバーがぜんぜん居ないようだったので入れ替えました。
《底なし落とし穴》は弱点の一つなので、そこを克服できるカードですね。
新リミットに関しては《封印の黄金櫃》が積めるのであまり痛くないです。

動き方のパターンは膨大すぎるので書けませんが、何か質問があれば聞いてくれればたぶん答えます。

では次にリプレイを見ていきましょう。

1試合目、罠地獄ES召喚獣

https://duellinks.konami.net/att/011c1adcdf436f231360db9292ad1e00b90ff1ddb7

1戦目、相手は「終わらない罠地獄」のエレメントセイバー召喚獣です。

《不知火の宮司》が落ちなかったとはいえ、《隣の芝刈り》から動けているので立ち上がりとしては良いですが、相手の妨害ができない状況ですね。

相手はリシドですが、最近リシドを見かけていなかったのでデッキの予想が建てられず、緩和されたアマゾネスもしくは剣闘獣読みの布陣を敷きました。

《妖神-不知火》の維持は低速デッキに対してはかなり強いのでここまでは順調だったのですが、罠連打からのトップアレイスターで負けてしまいました。

では勝ち筋の検証をしていきます。

一目見てわかるのは、2ターン目何もせず攻撃するパターン。
これは相手のデッキが分からない&リシドという中で《分断の壁》などを無警戒で攻撃するのはかなり無理があると思うので、除外します。

次に、妖神+隠者でターンを返すパターン。
「剣闘獣」の話はしましたが、《タスケルトン》が墓地にあるのでそこまで脅威ではなかったので、その布陣も選択肢に入ります。実際ここは悩んだ部分です。

ですがどちらにせよ、そのターンで勝負を決めることは難しかったです。

相手は決勝ステージへ行ったので、最善手を打ったうえでも単純に相手のほうが強かった試合のような気がします。

2試合目、ウィッチクラフトライロ

https://duellinks.konami.net/att/021e9c059aa14c0657036d914945568123debffc70

2試合連続で芝引いてますが、相手も30枚なので大して墓地に落とせません。
ですが、《封印の黄金櫃》の対応力で《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》を突破していきます。
これに関しては単純にデッキパワーの差で勝ったような気がしますね。

先に《隣の芝刈り》を打ったほうが1枚多くカードを墓地へ送れますが、手札に《不知火の宮司》が1枚あるので、2枚目が落ちてしまわないようにする必要がありました。

シンクロしなくても勝ててしまうのが芝不知火の強みの一つですね。

3試合目、ライトロード

https://duellinks.konami.net/att/0221fe21086e6e9bf668cde6e04dfdf9a6297f5d3f

普段であれば《不知火の宮司》で《妖刀-不知火》を出し、「レベルコピー」から《戦神-不知火》で《不知火の宮司》を除外、《フォーチュンレディ・エヴァリー》を破壊して4500ダイレクト…だったのですが
相手の墓地に《機械天使の儀式》があるので、効果破壊できません。
なので、攻撃してきた相手を除外できる《不知火の武士》をセットしてターンを渡します。

《針虫の巣窟》のタイミングですが、《タックルセイダー》で《ライトロード・アサシン ライデン》を裏返して盤面を埋める勝ち筋を作ろうとしています。
もし《ライトロード・アーク ミカエル》読みで《不知火の宮司》を伏せていたとしても、この火力は防ぎきれないですね。

この試合に関しても相手が強すぎました。

4試合目、ブラック・マジシャン

https://duellinks.konami.net/att/0164cf2a886e0490132fe0e0831ba35f3ec1a0b46e

この対面、一見してブラマジ側が有利なようにも見えますが、実は芝側がわずかに有利です。
もちろん先攻《黒の魔導陣》+《マジシャンズ・ナビゲート》で《霊滅術師 カイクウ》までやられると勝てる見込みは少ないですが、その割合はそこまで多くはなく、総合で見ると芝が少し勝ち越します。

今回は運よく先攻をとることができました。
《タックルセイダー》で《黒の魔導陣》を戻すのは相手にアドバンテージを与えてしまいますが、短期決戦に持ち込めるのでよくやります。

そして不意打ちの《ブラック・ローズ・ドラゴン》。相手は《因果切断》を伏せていましたが、この組み合わせでは不知火は通常シンクロできないのでもう1体出てくるのを待ったのでしょう。

《ブラック・ローズ・ドラゴン》ならばチェーンして《マジシャンズ・ナビゲート》を打たれても問題なくすべて破壊できます。
そのままワンターンキルまで行きましたね。

サイコロも6が出てますし上ブレではありますが、こういった勝ち方が一定数できるのも芝不知火の勝率が高い要因です。

5試合目、ブラック・マジシャン

https://duellinks.konami.net/att/059780089c3b08d80c83f4a6a3da66746063c097ee《霊滅術師 カイクウ》も刺さる時は刺さりますが、このように《タックルセイダー》で対処できるのでそこまで困りません。

相手は手札があまりよくなかったようですが、トップは強かったですね。
芝不知火は墓地がある限り息切れしないので、1枚のために3枚使って《ブラック・ローズ・ドラゴン》を出すなどの豪快な動きができます。
奇数レベルのモンスターを入れておくと、こういったときにレベル調整の幅が広がって良いですね。
《マジシャンズ・ナビゲート》の効果にチェーンして《不知火の武士》を挟むことで、《バージェストマ・カナディア》の蘇生を許さずそのままフィニッシュ。

正直この試合は相手の事故であまり試合になってなかったですね。


6試合目、BF

https://duellinks.konami.net/att/04077ec1b09b9f05d5d0f451d47733bc681c97835e

問題の試合です。
相手は見るからにBFなので、ワンキル防止用の布陣を作っておきます。
シムーン効果にチェーンして針虫を打つことで、タックルセイダーを旋風に間に合わせます。

ここで《BF-毒風のシムーン》を裏返しても、攻撃力を参照できず《黒い旋風》は不発になりますが、ここは《黒い旋風》を戻しました。
理由としては
①《BF-突風のオロシ》を除外しているので、《BF-毒風のシムーン》がシンクロ素材になることはないと判断。
②もしまだ通常召喚できるBFを残しているとすれば、《BF-突風のオロシ》よりも除外したくないカードを持っている。
③《BF-残夜のクリス》以外はシムーン召喚時の旋風で手札に加えることができ、クリスも《BF-黒槍のブラスト》でおそらく代用できる。

このことから手札に《BF-精鋭のゼピュロス》を持っていると判断し
それならば《黒い旋風》の効果を使われたうえで手札に戻し再利用されてしまうので、手札に戻す効果を使いました。

結果を言うと、相手の手札は《BF-隠れ蓑のスチーム》、《BF-黒槍のブラスト》、《ブラック・バード・クローズ》だったので読み違いです。
あまりBFに詳しいわけではないのですが、この場合でもオロシを優先して除外するのなら知識不足でした。

そして芝(打てない)を引いたターン。
《ブラック・ローズ・ドラゴン》が通れば勝ちなのはもちろんですが、案の定《ブラック・バード・クローズ》がありました。

初ターンの《BF-毒風のシムーン》の1000ダメージが入っていればここで《戦神-不知火》でゲームセットだったということもありますが、
それは置いておくとしても墓地から先に使うべきだったと反省しています。

まず、《妖刀-不知火》で《不知火の隠者》を除外から《刀神-不知火》と《妖刀-不知火》を並べます。
フィールドで発動していないので《ブラック・バード・クローズ》は打てません。
そして「レベルコピー」から《炎神-不知火》を出し、伏せカードを割ります。
ここで《ブラック・バード・クローズ》を打っても、破壊してないので《ブラックフェザー・ドラゴン》が出てこないので相手は通すしかありません。
もしそれで《ブラック・バード・クローズ》が打ち抜けなかったとしても、《不知火の宮司》から《妖神-不知火》の効果。
この一連の流れに対して《ブラック・バード・クローズ》を打っても、《炎神-不知火》の効果で破壊されなくなっているため《ブラックフェザー・ドラゴン》が出てきません。
そして止められたとしても《炎神-不知火》の効果で墓地の《不知火の宮司》が除外されるので、場を完全に返すことができました。

ここは完全にプレイングミスだと思います。最終6戦目で緊張もあったとは思いますが、反省すべき点です。

実際は《刀神-不知火》と《不知火の武士》を並べましたが、《刀神-不知火》も横向きでよかったかもしれません。

など、BF戦は最善手なら勝ちが見えていた試合だったので悔しいですね。

おわりに

というわけでプレイの意図等を解説してきましたが、動き方同様プレイの意図に関しても質問も聞かれれば答えます。

もし次の機会があればもっと先まで勝ち進みたいですね。

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